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(回答先: 米軍、イスラエル軍の関与が明らかなのに..... 投稿者 姉葉大作 日時 2008 年 8 月 11 日 08:36:29)
>日本のマスゴミで米軍、イスラエル軍の関与を匂わす記事を書いたのは東京新聞のたったこの一文だけ.....ただの無能なの???それとも...
>ロシア軍事筋は「今回の夜間電撃作戦は米軍やイスラエル軍に似ており、ロシア軍では不可能な水準だ」と指摘。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008081002000111.html
【関連】“双頭”ロシア 後手踏む 南オセチア紛争
2008年8月10日 朝刊
【モスクワ=常盤伸】独立を主張する南オセチア自治州の州都ツヒンバリ中心部まで進攻したグルジアの電撃作戦。軍事大国のロシアは小国グルジアを相手に後手に回り、巻き返しに苦慮しているもようだ。メドベージェフ大統領とプーチン首相の「双頭政権」が抱え込む非効率な指揮系統が背景にあるとの見方が浮上している。
憲法上、ロシア軍の最高司令官はメドベージェフ大統領だ。しかし、軍・治安当局者に基盤を持たないメドベージェフ氏にかわって軍・治安機関を実質的に統括するのは実力者のプーチン首相、との見方が有力。ロシアの軍事関係者は「ロシア側の対応に時間がかかったのは、大統領と首相の二つの権力中枢で決定に遅滞が生じたからだ。首相が北京五輪のためロシアを離れたのも大きい」と指摘する。
これに軍事作戦上、グルジア軍の実力を過小評価したロシア軍の誤算が重なった。北大西洋条約機構(NATO)加盟を目指すグルジアは、欧米諸国の支援により急速に軍装備や兵員訓練での「脱ソ連」、「近代化」を進めた。
ロシア軍事筋は「今回の夜間電撃作戦は米軍やイスラエル軍に似ており、ロシア軍では不可能な水準だ」と指摘。
軍事評論家のフェリゲンガウエル氏は「グルジアの軍事力はロシアを除く独立国家共同体(CIS)諸国の中で最精強だ。ロシア軍幹部は一九九〇年代の弱体なグルジア軍の印象にとらわれ、能力を過小評価していた」とみている。
ロシア介入の根拠に
【モスクワ=常盤伸】グルジアの南オセチア自治州をめぐる同国とロシアの武力衝突で、事態を複雑化させているのが平和維持軍としてのロシア軍の存在だ。ロシア側の軍事介入の根拠となっているが、グルジア側は、本来中立的存在である平和維持軍が、ロシア編入を求める南オセチアの後ろ盾になっているとの不満を募らせており、サーカシビリ・グルジア大統領は、ロシア軍の存在を主権侵害と非難。平和維持軍に欧米諸国が参加する新たな和平枠組みづくりを訴えてきた。欧米を加え、ロシアの影響力を弱める方向で和平枠組みを組み替えるのも、グルジアの軍事行動の主要目的にあるとの見方が出ている。
ロシアが平和維持軍として南オセチアに駐留した原点は一九九二年六月の南オセチア紛争での停戦協定。ロシア、グルジア両国と、南オセチア自治州、ロシア国内の北オセチア共和国による四者協議で、欧米の参加を排除したいロシアのエリツィン大統領(当時)と関係が良好だったシェワルナゼ国家評議会議長(当時)の主導による枠組みだ。
しかし旧ソ連諸国での影響力回復を狙うプーチン氏が二〇〇〇年にロシア大統領に、翌〇一年にオセチア独立派武装勢力指導者のココイトイ氏が南オセチアの大統領に当選すると状況は一変する。グルジア側は、南オセチアの特殊機関や軍幹部がロシアの「平和維持軍」を通じロシア治安機関の深い影響下に入り、事実上の傀儡(かいらい)機関と化しているとの見方が強い。
本来、平和維持軍の部隊増強にはグルジアなど関係当事国の承認が必要だが、今回、グルジアはロシア軍の増強を認めておらず、協定は破られた格好だ。