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(回答先: ロシア軍、グルジアに増派 事実上の戦争状態に(日経新聞) 投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 8 月 09 日 00:09:55)
http://www.asahi.com/international/update/0808/TKY200808080416.html
【モスクワ=星井麻紀】グルジアからの激しい攻撃で、南オセチア自治州の州都ツヒンバリの被害は壊滅的なものとなった。ロシアがグルジアへの攻撃を始めたことで、戦火の拡大は避けられない。 グルジア側は、戦車や戦闘機などで南オセチア側を攻撃。自治州内の一部の村を制圧し、ツヒンバリに攻め入った。自治州の行政機関の建物が炎上したほか、一般の住宅も破壊されているという。南オセチア当局は、少なくとも15人が死亡したとしている。 グルジアは国家総動員令を発令。ロイター通信によると、グルジアのサアカシュビリ大統領は、ロシアの軍部隊がロシア国境から南オセチア側に向けて移動していると述べ、これに対してグルジア軍がロシア軍機を2機撃墜したと語った。トビリシで記者会見したグルゲニゼ首相は「平和と住民の安全のためにツヒンバリへの軍事行動を行った」と述べた。 ロシアのメドベージェフ大統領は、ロシアの治安維持部隊にも被害者が出たとして「ロシア人の生命と尊厳を守る」と言明。ロシア外務省も「グルジア指導部への信頼は完全に失われた」とグルジアを非難。同省は当初、「ロシアはさらなる流血を防止し、南オセチア情勢を平和に戻す努力を続ける」との声明を出したが、グルジア軍による南オセチアへの攻撃が激しかったことから、グルジア軍事施設の空爆に踏み切った模様だ。 ロシアの北オセチア共和国と、同じくグルジアからの独立を求めているアブハジア共和国は、南オセチアに援軍を送る考えを表明した。 同自治州では今月、グルジア部隊と独立派との間で散発的な砲撃戦が始まり、7日には12人が死亡、20人以上が負傷した。紛争拡大を避けるため7日夜、ロシア外務省特使が現地を訪れ、8日に双方が会談することで合意。グルジア側も一時的に攻撃を中止したが、8日午前0時ごろ、再び戦闘が始まった。 南オセチアでは、ソ連崩壊時にロシアと関係が深い同自治州側がグルジアからの分離独立を求めたことをきっかけに武力衝突が激化した。92年に停戦し、ロシア、グルジア、南オセチアによる平和維持部隊が展開しているが、独立派政府が州内の大半を支配する事実上の独立状態が続いていた。 ロシアはグルジアの北大西洋条約機構(NATO)加盟の動きに神経をとがらせており、南オセチア問題は譲れない一線となっている。 |