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(回答先: 地震兵器開発に誘われた上での「口封じ」か。何か不都合だったんでしょう。都城秋穂名誉教授が死体。 投稿者 新世紀人 日時 2008 年 7 月 27 日 16:52:59)
http://www.ailab7.com/log/eqlog721-730.html
(前略)
722
2004/02/03(Tue) 19:03
パトロス
まだまだ続く愚かな取調べ
読売新聞ニュースによると、昨年7月に宮城県北部で起きた地震の原因は未知の地中断層にあったという報告が31日の文部科学省のシンポジウムであったそうです。
地震研の佐藤比呂志助教授は、宮城県河南町近辺の東西約12キロの地域で、地面に震動を与え、その震動が地中ではね返ってくる様子から、地下50メートル―2キロまでの構造を調べた。その結果、地表には達していない地下の断層を確認。断層の延長線が、東北大が観測した余震分布と一致した。
地震調査委員会は、全国の98の活断層を要注意として公表しているが、佐藤助教授は「今回見つかった断層を延ばすと、昔の地震の痕跡で、活断層でない断層とつながる可能性もある。注意すべきは、活断層だけではない。人口密集地などでは、地下構造を調べて警戒する必要がある」と話している。
以上ですが、セミナー[560](http://www.ailab7.com/log/eqlog551-560.html)、
[561](http://www.ailab7.com/log/eqlog561-570.html)
で、旭山撓曲が地震の原因ではないかという疑いの話題を紹介しましたが、撓曲への嫌疑は晴れて、今度は未知の断層が存在したと言う事になったようです。
しかし、発見された未知の断層は石田理論で解釈すれば、今回の地震によって生じた傷跡であって、地震の前には無かった筈です。断層と地震の関係は、地震という爆発が原因であって、断層は結果です。定説では原因と結果が逆転しています。断層が動いて、地震になるということはないと思います。宮城北部の地震でも、未知の断層が見つかったのではなく、断層は地震の前には存在していなかった、ということだと思います。
「注意すべきは、活断層だけではない。人口密集地などでは、地下構造を調べて警戒する必要がある」と言う地震学者の言葉に従って、また人口密集地では大掛かりな調査が行われ、住民の不安を煽っていく事になるのでしょうか。[561]の表題は「何時まで続く愚かな取調べ」でしたが今回の報告で、「まだまだ続く愚かな取調べ」という感じがします。
723
2004/02/04(Wed) 13:07
ノリマン
石田理論への反応
パトロス先生、回答の必要はありませんが、石田理論への反応を記録に留める程度の意味でご連絡します。「名工大に進んだ友達も多いので・・・」と言うタイトルで例のサイトに載っておりました。
……石田先生はフィールドを歩かれた経験はおありでしょうか。
石田先生には、都城秋穂『科学革命とは何か』の一読をお薦めします。科学論というメタ議論を通過して、「モデル」という思考法について真剣に考えていただきたいからです。「石田理論」の誤謬には、単にプレートテクトニクスの是非という論点を超え、抽象度の高いモデル、モデルから事象を演繹的に予測できない論理構造の受容に伴う困難さという問題が孕まれています(その意味で、地団研/地向斜問題とも通じるものがあります)。この日記には人文系の読者も多いので、そうした方に向けて若干、解説しておくと、「石田理論」とは、超越論的な視点を必要としない工学的な思考を、時間的なスパンも空間的な広がりも大きな、つまり必然的に超越論的な視点を要求する地球科学的なモデルにあてはめようとした結果、生まれた悲劇(喜劇?)だといえるでしょう。また、ここから類推すれば、工学的な思考が人文的な知に安直に適用された際、石田理論と同様のことが生じる可能性も考えられます。あるいは、「ゲーム脳」などの疑似科学も、これと同列のものとして扱いうるかもしれません。石田先生の次のような発言は、目的志向的に対象を操作する工学的思考の存在を示唆しています。
「石田理論はHP立ち上げ時のタイトルが「大地震から身を護る法」であったことからも分かるように、悲惨な地震災害から人命を護ることからスタートしております。しかし地震爆発理論への批判が出るだろうと思われるような課題に付いて、前もって対処しておこうと考えたので、地学関連の分野にまで言及せざるを得ないようになってきています。」
またぼくが、石田理論にこれほど言及するのは、先生が名古屋工業大学の主任教授までなさった、申し分のない経歴をお持ちだからです。それは、社会的に一定の権威を帯びている。このままでは、先生が修められた土木工学という学問の信頼すら失われかねません。単にトンデモの先生をいじって遊んでいるのではありませんよ。
以上がその内容です。「超越論的な視点を必要としない工学的な思考」とは工学を見下しているような論調ですね。また本当かどうか知りませんが、「時間的なスパンも空間的な広がりも大きな、つまり必然的に超越論的な視点を要求する地球科学」とありますが、科学に超越論的視点を入れたために卯田先生の言葉にあるような寓話的なものに、石本博士の言われる「自然の科学」ではない科学に、地球科学がなってしまっているように思えます。私は地球科学も自然の科学だと思うのですが、プレート論は寓話科学のように思えてなりません。
(後略)
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