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オサマ・ビン・ラディン、目標の一部を達成
07/13/2008
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2008/07/post_bb3d.html
今から10年前の1998年、原油が1バレルあたり11ドルほどで取引されていた頃、アメリカ合衆国を相手に聖戦を宣言していたオサマ・ビン・ラディンは、アメリカがイスラムの土地から石油を安く買い叩いていると批判し、本来であれば原油相場は1バレルあたり144ドルが適正であるべきだ、とインタビューで唱えていたという。
2008年7月3日、原油相場は1バレル144ドルを超えてしまった。オサマの目標のひとつが、あっさりと達成された瞬間だった。(source:ThinkProgress)
米共和党大統領候補ジョン・マケインは、オサマ・ビン・ラディンを地獄の入り口まで追い詰める、と宣言している。対する米民主党大統領候補バラク・オバマも、オサマ・ビン・ラディンを死刑にする、と息巻いている。
マケインは米軍のイラク駐留が100年続いても良いと言い、オバマはイラク駐留米軍の撤退という公約を考え直したのか、最近では撤退期限について曖昧な言動をするようになった。
両候補の政策がタカ派路線で協調し始めるにつれ、いつのまにか支持率も近づき、ヒラリーを破った頃の“ロックスター”人気が色褪せたオバマは、今ではマケインに対して僅か3ポイントリードしているに過ぎない。
そうこうしているうちに、イスラエル空軍が米軍の占領するイラク国内の空港を使用し、イランへの爆撃演習を密かに実施しているというニュースが伝わり始めた。イラク側もイスラエル側も共に報道内容について否定しているが、イラク国内の空港から出撃すれば、イランの核施設まで5分少々で到達できるという背景事情があり、懸念が拡がっている。また、米マザージョーンズ誌のワシントン情報筋によれば、7月9日にイスラエル情報部(モサド)長官がホワイトハウスを訪れ、極秘で会談が行われたという。
原油価格のみならず、アメリカ合衆国の運命もまた、オサマ・ビン・ラディンのシナリオどおりに進んでいくのだろうか。