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どんな権限でもあげまちゅからね、大統領坊や、次は何が欲しい? by 議会
http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-140.html
下院議場にて
2008年6月26日
ロン・ポール
本日、ダウ平均株価は350ポイント以上も下落しました。
ゴールドは32ドル値上がりし、原油先物もさらに5ドル上昇しました。
世の中は大混乱の状態です。
ガソリンは1ガロン4ドルになって、みんな困っています。
しかし、どうしてそうなっているのかについて明確な理解がなされているとは思えません。
需要と供給の関係があるということについては、皆さんご存じです。
石油の需要は大きいが、どうもその供給は先細りのようだと。
しかし、エネルギー価格がなぜ高いのかについては、それとは別のいくつかの理由があるのです。
ひとつは通貨膨張です。
いままで戦費をずっと支出しています、国内向けの支出もあります。
私たちは、自分たちが持っている以上の大金を使っているのです。
そうやって何をしているのか?
その請求書を連邦準備制度に送っているのです。
彼らは、そこで新しくお金を創造します。
この過去3年間で、政府は、連邦準備制度と銀行制度を通して、
4兆ドルものお金を新しく創り出したのです。
このことが、エネルギーの値段がこんなに高い、
ガソリンに1ガロン4ドルかかる主な理由のひとつです。
インフレは進み、これから物価はどんどん上がる、その要因についてお話ししましたが、
今夜は、外交政策に関することで、これから心配な事態を引き起こしうる要因についても
お話ししたいと思います。
この数週間、それはここ何ヶ月もの話ではないとしても、
イスラエルが、アメリカが、または両国が、イランを爆撃すると、
そういう可能性について幾度となく聞かされてきました。
それで、市場では値がつり上げられました。
爆撃があるかもしれないというために、エネルギー価格は、つり上げられています。
もしも爆弾を落とし始めたら、エネルギー価格は、2倍、3倍になると言われてきました。
エネルギーの価格を押し上げてしまうようなことを、今まさに考えているというのです。
それが今まさに実際に進められようとしているのです。
しかし、これも、どこかで見た覚えのあることをまたやり始めたように、私には見えるのです。
私たちがイラクへ行く前、納得しろと何年も何年も聞かされた説明の論の立て方と同じなのです。
私たちは、イラクへ行くのに、正しいやり方では行っていません。宣戦布告をしていません。
それであそこに行って、延々と終わりなく苦闘しています。
私には全く信じられません。
今にもイランを爆撃しようとしているということが。
両党で、政権内おいて、指導的立場にある者たちがそろいもそろって、しばしばこう言います。
「イランに対しては、検討されない選択肢はない、核での先制攻撃も含めて」と。
いつかイランが核兵器を持つようになるかもしれない、そういう心配があるというのです。
我が国自身のCIAとNEI(核エネルギー協会)が、国家情報評価において、
2003年以後イラン人は核兵器の研究をしていないと言っているのにもかかわらずです。
ウランを濃縮しているじゃないかなどと言っていますが、
イラン人が兵器を作る目的でウランを濃縮しているいかなる証拠も持っていません。
平和利用目的でウランを濃縮していても、それは全く正当な行為です。
イランは核拡散防止条約の加盟国で、IAEA(国際原子力機関)の査察を受け入れており、
去年はイランの核施設に9回の抜き打ち査察、検査が行われました。
違反しているようなものは何も見つかっていないと、
IAEAのエルバラダイ事務局長は述べているのです。
それにもかかわらず、この国アメリカとイスラエルは、予防戦争について話し合っているのです。
これを理由に爆撃を開始しようと話しあっているのです。
イランとはなんらの交渉も話し合いも無しにです。
さて、今夜ここでお話ししておきたい問題がひとつあります。
それは、ある決議案についてです。
7月4日の独立記念日以後に、
おそらくこの議場に持ち出されるのではないかと私どもは思っておりますが、
法的拘束力は持たないということでこの法案は提出されることでしょう。
そして、簡単に議会を通過してしまうものと思われます。
これは戦争をいっそう煽るプロパガンダそのものであり、
イランに対して戦争を仕掛ける準備をいっそう推し進めるものなのです。
この決議案、下院同一決議案第362号は、実質的に戦争決議です。
これは、イラン人に対して、強烈な制裁措置をとると、
排斥すると、通商を禁止すると、布告するものです。
とても、とても過酷なものです。
この法案が通過してしまうと、我々は大統領に何を為せと命令することになるのか、
該当する個所をちょっと読んでみます。
イランに出入国するすべての人間、車両、船舶、列車、貨物に対して、
厳重な検査を必須のものとして課すこと、ならびに、
すべてのイランの公職者に対して国際間の移動を禁止することを、
議会は大統領に要求する。
これはアンビリーバブルです。こんなことをしようというのは、とても信じられません。
これはイランを閉鎖しようというものです。
私たちはそんな権限をどこに持っているというのですか?
これは法律どうのこうのより我々の善悪判断として是非とも為さねばならないのだとでも言うとしても、
そのモラル・オーソリティを、どこで得るというのですか?
こんなことをするのは、国際法上、どこに正当性があるのですか?
憲法のどこに、そんな権限を与えるなどと書いてありますか?
これは、私たちがイラクへ行く前、10年間にわたってやったことと同じなのです。
私たちは、イラク人に制裁を課したために、子供たちを飢え死にさせました。
おそらく5万人が死んだという話です。
イラク人たちは、その当時、私たちを攻撃できるような状態にありませんでした。
イラクを何とかしなきゃならんと、我々はそうしなきゃならないのだと、
そう思わせた話は、すべてプロパガンダで、すべてウソでした。真実ではありませんでした。
今日において、とんでもなくヒドイと、イランについて言っていることも真実ではありません。
それでも彼らは言います。
「おいおい、それにしても、アフマディネジャドってのは、悪いヤツだ。
危害を加えるぞ、殺すぞと言って脅かしてきやがる。」と言っています。
それがどうしたのですか?
私たちがやっている脅かし、ぶんなぐるぞ、殺すぞとやっているのと、同じことじゃないですか。
私たちは、こういったこと、こういった決議案に対しては、注意して、慎重に見なければいけません。
こんなイイカゲンでショーモナイことで、またもや戦争に行くなど出来ますか!
http://www.campaignforliberty.com/blog/?p=87
Below is an unofficial transcript of Dr. Paul’s speech:
Today the Dow Jones Average was down 350-some points, gold was up $32, and oil was up another $5. There is a lot of chaos out there and everyone is worried about $4 gasoline. But I don’t think there is a clear understanding exactly about why that has occurred.
We do know that there is a supply and demand issue, but there are other reasons for the high cost of energy. One is inflation. In order to pay for the war that has been going on, and the domestic spending, we’ve been spending a lot more money than we have. So what do we do? We send the bills over to the Federal Reserve and they create new money, and in the last three years, our government, through the Federal Reserve and the banking system has created $4 trillion of new money. That is one of the main reasons why we have this high cost of energy and $4 per gallon gasoline.
But there is another factor that I want to talk about tonight, and that is not only the fear of inflation and future inflation, but the fear factor dealing with our foreign policy. In the last several weeks, if not for months, we have heard a lot of talk about the potential of Israel and/or the United States bombing Iran. And it is in the marketplace. Energy prices are being bid up because of this fear. It has been predicted that if bombs start dropping, that we will see energy prices double or triple. It is just the thought of it right now that is helping to push these energy prices up. And that is a very real thing going on right now.
But to me it is almost like deja vu all over again. We listened to the rhetoric for years and years before we went into Iraq. We did not go in the correct manner, we did not declare war, we are there and it is an endless struggle. And I cannot believe it, that we may well be on the verge of initiating the bombing of Iran!
Leaders on both sides of the isle, and in the administration, have all said so often, ‘No options should be taken off the table ― including a nuclear first strike on Iran.’ The fear is, they say, maybe some day [Iran is] going to get a nuclear weapon, even though our own CIA’s National Intelligence Estimate has said that the Iranians have not been working on a nuclear weapon since 2003. They say they’re enriching uranium, but they have no evidence whatsoever that they’re enriching uranium for weapons purposes. They may well be enriching uranium for peaceful purposes, and that is perfectly legal. They have been a member of the non-proliferation treaties, and they are under the investigation of the IAEA, and El Baradei has verified that in the last year there have been nine unannounced investigations and examinations of the Iranian nuclear structure and they have never been found to be in violation. And yet, this country and Israel are talking about a preventive war ― starting bombing for this reason, without negotiations, without talks.
Now the one issue that I do want to mention tonight is a resolution that is about to come to this floor if our suspicions are correct, after the July 4th holiday. And this bill will probably be brought up under suspension. It will be expected to be passed easily. It probably will be. And it is just more war propaganda, just more preparation to go to war against Iran.
This resolution, H.J. Res 362 [listed as H. Con. Res 362 online] is a virtual war resolution. It is the declaration of tremendous sanctions, and boycotts and embargoes on the Iranians. It is very, very severe. Let me just read what is involved if this bill passes and what we’re telling the President what he must do:
This demands that the President impose stringent inspection requirements on all persons, vehicles, ships, planes, trains and cargo entering or departing Iran, and prohibiting the international movement of all Iranian officials.
This is unbelievable! This is closing down Iran. Where do we have this authority? Where do we get the moral authority? Where do we get the international legality for this? Where do we get the Constitutional authority for this? This is what we did for ten years before we went into Iraq. We starved children - 50,000 individuals it was admitted probably died because of the sanctions on the Iraqis. They were incapable at the time of attacking us. And all the propaganda that was given for our need to go into Iraq was not true.
And it is not true today about the severity [of the need to attack Iran]. But they say, “Yeah, but Ahmadinejad ― he’s a bad guy. He’s threatened violence.” But you know what? Us threatening violence is very, very similar. We must - we must look at this carefully. We just can’t go to war again under these careless, frivolous conditions.