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http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062801000687.html
処分した分離機がイランに カーン博士、軍に供述
【イスラマバード28日共同】「核の闇市場」を構築したとされるパキスタンの科学者カーン博士が軍に対し、イランに渡った高濃縮ウラン製造用の遠心分離機について「新型の開発で旧型が不要となり、処分のため民間企業に売却した」と供述していたことが28日、分かった。分離機は後に側近の提案でイランに転売されたとしている。
軍高官が共同通信に明らかにした。供述には、博士が核拡散に積極的に関与する意図はなかったことを示す狙いがあるとみられる。軍に対するカーン博士の具体的な供述が明らかになったのは初めて。
2003−04年ごろの供述で、それによると、博士は当初、核兵器開発に必要なウラン濃縮に、P1型と呼ばれる旧型のアルミニウム製遠心分離機を利用したが、1980年代後半に改良型のP2を開発。P1を溶かして再利用させるため、アルミの窓枠やドアを製造するパキスタン南部カラチの「ALCOP」社に計約3万ドル(約320万円)で売却した。代金は政府の会計に算入された。
2008/06/28 19:22 【共同通信】