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日本人は米国と取り引きをすると、何回でもひっかけられるが、人を信用する者は尻の毛まで抜かれる。いい加減に目を覚ますべきだ
http://www.asyura2.com/08/wara3/msg/198.html
投稿者 TORA 日時 2008 年 6 月 20 日 14:23:38: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu170.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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日本人は米国と取り引きをすると、何回でもひっかけられるが、人を
信用する者は尻の毛まで抜かれる。いい加減に目を覚ますべきだ

2008年6月20日 金曜日

◆ファンドという「福袋」にだまされる日本人 6月12日 日下 公人
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/p/74/index.html

米国の金融技術は「バカ」をひっかける方法
 日本の銀行は「米国はとても進んだ、新しい金融技術を持っているから大丈夫だ」と考えている。その「米国の金融技術」とは、貸し付けたペーパーを他のいろいろなものと混ぜて「福袋」にして、「まとめて1億円で買いませんか」と日本人などに売りつけることである。

 日本の銀行の担当者はサラリーマンで、米国に行ったことも住宅産業の勉強をしたこともない。上司の了解を取ればそれでいいという担当者ばかりだから、「みんなが買っています」と言われればすぐに買ってしまう。

 銀行は、集まってくる預金をどこかで運用しなければいけない。だから、例えばファンドで500億円というような形でまとめて買う。そうすると一度に片付けることができるから、仕事が減るのだ。きちんと調べたわけではないが、少なくとも昔はそうだったから、おそらく今も同じだろうと思う。

 そんな取引をしていると、例えばみずほ銀行が1700億円というように、大損害になってしまう。そんなものは「デタッチドハウス」の写真を1枚見れば分かる。要するに、米国の「進んだ新金融技術」とは、バカをひっかける方法である。

 かつて「デリバティブ」でも同じようなことが行われた。金融の自由化やグローバル化を推進した人たちは「日本人よ、リスクマネーを扱え」「自己責任」の二つを説いていたのが思い出される。「レバレッジを利かせて、うまくいくと元金の10倍もうかる」とか何とかも言っていた。ところが日本の銀行には、何がレバレッジだか分かる重役はさっぱりいない。「デリバティブ」なんて、日本人に分からないようにつくったのだから。サブプライムローンもそれと同じことである。

米国との取引では日本人は何度もひっかけられる
 サブプライムローンを組み込んだファンドをつくった米国人に話を聞くと、要するに、まずは何やらごちゃごちゃと詰め込んだ「福袋」をつくって売る。そのときに「あなたの持っているお金をわたしが責任もって預かり、殖やします」と言う。

 それが「第1のコース」である。そして「第2のコース」は、「もし赤字が出ても5年間はバレないようにつくってあります」という。5年くらいはバレないように、複雑につくってあるのだ。

 そうすると米国の年金ファンドの担当者や、地方公共団体の資産の運用責任者は、「5年経つと自分は担当者でなくなるから、その間、利回りがよければ買おう」となる。

 ファンドをつくった人は、そのからくりを知っているから、ある程度もうけたら、その利益を持って外国へ行ってしまうらしい。

 その人はこんなことも話していた。米国の田舎者は英国が大好きだ。英国といえば何でも尊敬する。それが分かったから、ファンドのなかに「ロイヤル○○ファンド」や「エリザベス○○」などを混ぜるのだそうだ。

 そうすると、みんな買ってしまうらしい。そんなものを新金融技術だなどとごまかしていた。

 サブプライムローンも似たようなもので、それに日本の金融機関がひっかかったのは、大きなミスである。日本人は米国と取り引きをすると、何回でもひっかけられるが、人を信用する者は尻の毛まで抜かれる。

 つまり、日本人は、米国と取り引きするとき、実質まで見極めず、表面だけを見ている。そして無意識のうちに「米国人だって、そんな悪いことはしないだろう」と考えている。それで、根こそぎみんな持っていかれる。いい加減に目を覚ますべきだ。

◆博徒たるアングロサクソン 太田述正コラム#0307(2004.4.2)
http://blog.ohtan.net/archives/50955526.html

米国の文豪ハーマン・メルヴィル(Herman Melville)は、小説'The Confidence-Man: His Masquerade'(1857年。http://xroads.virginia.edu/~MA96/atkins/cmmain.html)の中で、「北部の人間の眼から見れば、南部の奴隷制は殆ど悪魔的なものということになるだろうが、南部の人間の眼から見れば、産業化された北部は、(あるニューヨーク市民が告白したように、)「著名な(public)人物ときたらことごとくならず者(rogue)であり、誠実な人物は選挙に出られず、投票箱は悪漢(ruffian)の手に握られてしまっており、そういう連中が当選しているのだ。・・<北部の人間は>詐欺師(swindler)、株屋、嘘つき、偽造屋、そして泥棒ばかりだ。」」と書いています(Walter A. McDougall, Freedom Just Around the Corner・・A New American History: 1585-1828, Chapter One より(http://www.harpercollins.com/catalog/excerpt_xml.asp?isbn=0060197897。4月3日アクセス))。
要するに、米国人は、南部人であれ北部人であれ、母国のイギリス人に比べて何ともお行儀の悪い無法者ばかりだ、ということです。
 以前、英語(つまりイギリス語)には海賊の同義語が多いと指摘したことがあります(コラム#41)が、米語にはやたら詐欺(swindle)にまつわる言葉が多いのだそうで、上記マクドゥーガルは、bait(=わなに餌をしかける)からthimble-rig(=だます)に至る動詞やhustler(=ペテン師)、conman(=一杯食わせ屋)、huckster(=汚いやり方の小商人)等の名詞を(卑猥語を除き、なお)約200語も挙げています。
 海賊と詐欺師とでは似たようなものだ、と思われる方があるとすれば、それはとんだ考え違いです。
 そもそもアングロサクソンの生業は海賊であったと言ってもよく、後にはイギリス国王の勅許状をもらって海賊行為が行われたくらいであり、海賊行為はあくまでも合理的な経済計算に基づく合法的な行為であった(コラム#41)のに対し、詐欺は紛れもない違法行為だからです。
 なぜ、米国には詐欺にまつわる言葉が多いのでしょうか。
 それは、米国の人々は(奴隷として連れてこられた黒人を除き、)移民・・進取の気性に富むリスクを恐れない人々・・の理念型だからです。
マクドゥーガルによれば、「米国人は、歴史上の他のいかなる人々に比べても、公正な方法、或いはいかさまによって自らの大望の実現を目指す機会をより多く与えられ」て来たのであり、米国人とは、「争奪者(scrambler)、博打打ち(gambler)、常習的軽犯罪者(scofflaws)、或いは投機者(speculator)」として、「イギリス王室とか植民地のためではなく、もっぱら自分のためになるかどうかにだけ関心」を寄せて来た究極の個人主義者(個人主義については、コラム#88、89参照)である、と言ってよろしい。
つまり、米国人には多かれ少なかれ博打打ち的傾向があるのであって、その博打打ち的米国人の中には「公正な」博徒もいるけれど、少なからぬ部分はいかさま師、すなわち詐欺師なのです。
だからこそ、米国には詐欺にまつわる言葉が多いのだ、ということになります。
博打打ち的人物が群れ集う米国は、その論理的帰結として、永久革命、或いは恒常的に流動的な社会になったのです。これを良く言えばシュンペーターの創造的破壊の社会であり、悪く言えば創造的腐敗の社会です。
この創造的腐敗の一端こそ、初期の米国における、権力と富を求めた白人のあくなき策謀と貪欲がもたらした、(大部分が欧州由来の疫病による)北米原住民の殲滅やアフリカ人の大規模な奴隷化(コラム#306)でした。
(以上、http://www.nytimes.com/2004/03/28/books/review/28WOODLT.html(3月28日アクセス)によった。)

3 中間的結論

 以上見てきたように、米国人とは、発育不全でかつ博徒たるアングロサクソンなのです。これを一言で私は、米国人はbastard(=できの悪い=できそこないの=ならず者の)アングロサクソンである、と評してきた(コラム#84、91、109、114、225)ところです。
 それではこれくらいで、第一回目の米国論を終えることにしましょう。

(私のコメント)
昨日はアメリカが台湾を中国に売り飛ばすだろうと書きましたが、今日の台湾は明日の日本であり、アメリカはアジアから手を引きたがっている。日本としては歓迎したいところであり、日本からアメリカ軍が引き揚げてもらえれば終戦以来の真の独立が達成できる事になる。しかし台湾や韓国にとっては米軍がアジアから居なくなれば死活問題となるだろう。

日本にしても国防力を強化しなければ中国やロシアといった軍事超大国に対抗できない。それに対してアメリカは日本を守ってあげますよということで米軍が日本に基地を設けて駐留しているのですが、これはむしろ日本を抑え込む為の基地であり、日本を守る為の基地なら百ヶ所近い軍事施設は必要ない。

このようにアメリカは日本を騙し続けているのですが、多くの日本人はだまされている事に気がつかない。イラク戦争にしても大量破壊兵器を開発しているという事で戦争を始めたのですがそれは嘘だった。つまりアメリカは世界を騙したわけですが、それに対してアメリカ人の多くは何の反省もないようだ。アメリカ人は騙されるのは嫌いだが騙す事は好きなようだ。

日下公人氏のブログにも書かれているように、アメリカは進んだ金融テクノロジーを持っているということで、日本の企業や団体は外資家ファンドに高利回りにつられてファンドを買っていますが、これらの多くは将来だまされた事に気がつくときが来るだろう。日本人の財務担当はサラリーマンだから、「これは米国の超一流ファンドで、金利が高いです」といわれると信じて買ってしまう。

金融テクノロジーといっても必勝法があるわけではなく、ノーベル賞学者をそろえたLTCMでも破綻して潰れた。デリバティブとか住宅ローンの証券化といったところで金融の革命でもなんでもなくて投資家を騙す手段でしかない。サブプライムローンは投資家を騙すつもりで作った金融商品なのですが、投資家に売る前に破綻してしまったから身から出た錆なのだ。

日下氏によれば金融商品といったところで、ごちゃ混ぜにした「福袋」に過ぎないといっていますが、毒入りギョウザと同じでわずかな毒が入っているだけでそのファンドは買い手がつかなくなり無価値になってしまう。詐欺師が自分の詐欺に引っかかっているようなものですが、これほど愚かな事があるだろうか。

アメリカ人の究極の詐欺師が大統領なわけですが、ブッシュ大統領は思いやりのある大統領ということだったが、イラクで4000名以上の米軍兵士が死んで、数万人の米軍兵士が負傷して後遺症が残ったところで平気なのは元々が詐欺師だからだ。

北朝鮮への制裁にしてもアメリカは日本を裏切って制裁を解除するようですが、これによってアメリカは同盟国の信頼を失って、外交的な孤立を深めていくだろう。アメリカが唯一の軍事超大国であるうちは独善的な勝手なことをしてもかまわないのでしょうが、気がついたらアメリカは敵だらけになっていたということになるだろう。

アメリカの裏庭といわれた中南米も次々反米政権が出来ていますが身から出た錆だ。昔ならCIAを使って反米政権をクーデターで倒して、やりたい放題でしたが、現在ではベネズエラのチャベスに対しても手も足も出ないようだ。それだけアメリカは弱ってきているのですが、日本の政治家はそのことに気がついていない。

だからアメリカは韓国から手を引いて、台湾も中国に売り飛ばさざるを得なくなっている。日本としても他人事で済む話ではないのですが、韓国や台湾のような目に遭わない為には自立した国家戦略を立てて、アメリカがいつでも日本から手を引いてくれる日を待つだけの準備が必要だ。

太田述正氏のブログにも書かれているようにアメリカは賭博師の国家であり戦争も賭博であり戦争が大好きな国家だ。無謀にも日本は戦争が大好きなアメリカに戦争を挑んで見事にやられましたが、日本国民はアメリカという国をあまりにも知らなさ過ぎたのだ。

アメリカは詐欺師の国であり、それはハリウッド映画のデタラメな歴史考証を見ればすぐに分かるように、独善的な歴史観を日本にも押し付けて、アメリカは民主主義をもたらした正義の国と日本人を騙し続けている。騙される日本人もだらしがないのですが、アメリカの歴史を見ればアメリカという国の恐ろしさがすぐにわかるはずだ。

同じアングロサクソンでも英国と米国では、行儀の悪さや無法者ぶりには違いが出てくる。要するにヨーロッパ人から見ればアメリカ人は田舎者なのですが、日本人にはその違いが分からない。アメリカ人と中国人の相性がいいのもアメリカ人が詐欺師で中国人が嘘つきだからだ。誇大妄想的なところもよく似ている。

アメリカにしても中国にしても歴史の浅い国であり、信用というものの恐さを知らない。いったん信用を失えば誰にも信用されなくなり取引や交渉事も出来なくなる。組織もバラバラになり個人しか信用できなくなる。中国の王朝が亡んできたのも裏切り者だらけの国家は長続きしない。アメリカも詐欺師の国だからそう長くは続かないだろう。日本としてはアメリカが衰退していくのを見守る戦略でいいのではないかと思う。

 

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