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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10106486063.html から転載。 2008-06-15 08:23:24 こんな出だしの記事が6月5日付の米「タイム」誌(電子版)に載っている。題して「薬漬けのアメリカ軍」である。 結局、軍医の元を訪れたルジャーン軍曹は、鬱病と診断された。軍医は抗うつ剤等を処方して軍曹を原隊に復帰させた。 昨秋陸軍が行った調査結果では、イラクでは戦闘部隊の12%、アフガニスタンでは17%が抗うつ剤や睡眠剤を処方されている。その総数はざっと20,000人と推計されている。この20,000人という数字はあくまで推計で、こうした情報を担当する機関がペンタゴンにないため正確な数値の把握は難しい。 「タイム」誌には、兵士確保のためにはこうした薬物の使用も容認せざるを得ない米軍の実情が赤裸々に綴られている。 ============================================== タイム誌の英文記事はこちら。 ⇒ http://www.time.com/time/nation/article/0,8599,1811858,00.html
gataro-cloneの投稿
America's Medicated Army(薬漬けのアメリカ軍)【米「タイム」誌】
テーマ:反米/ブッシュ政権批判の動き
クリストファー・ルジャーン軍曹には分かっていた。バグダッドの危険街路へ ―― 部隊が武装勢力を殺害するためのおとりとなって ―― 斥候に出るようになって7ヶ月後、たえず鬱状態に陥るようになったのだ。「うち続く重い任務が私の精神をさいなみ始めた」
これはどういうことを意味するか?イラクやアフガニスタンの前線に配備された兵士たちは、長期化する戦争により、派兵が繰り返され、厳しい任務にさらされるなか、そのストレスのために精神的疾患に冒されるのだ。「タイム」誌によると、ペンタゴンはこうした状況下で抗うつ剤使用を黙認せざるを得なくなっていると言う。つまり、前線のアメリカ軍は薬漬けになっていると言うわけだ。
America's Medicated Army
By MARK THOMPSON
Thursday, Jun. 05, 2008