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イランが国連事務総長に書簡 イスラエル閣僚発言受け
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200806080015.html
(CNN) イランの国連代表団は潘基文国連事務総長宛てに書簡を送り、イランを核開発問題で攻撃する可能性を警告するようイスラエル当局者を「助長」したとして、国連安全保障理事会を厳しく批判した。国営イラン通信(IRNA)が7日伝えた。
書簡は、安保理の「無頓着さと沈黙」のためイスラエル政権が勢いづいた、と主張している。
6日付のイスラエル紙イディオト・アハロノトに掲載されたモファズ副首相兼運輸相の発言への反応。副首相は、イランが核開発を継続した場合、イスラエルがイランを攻撃する可能性を示唆した。副首相は「機会の窓は既に閉じている。制裁は効果がないので、核開発を中止させるためイラン攻撃以外に選択肢はなくなるだろう」と語ったとされる。
モファズ副首相は、汚職疑惑で辞任要求が高まっているオルメルト首相から、政権と与党カディマ党首をを引き継ぐ準備を始めている。国防相や軍幹部などを歴任した副首相は、戦略問題で米国との連絡役を務めており、安全保障問題をめぐる見解は米国の影響を強く受けている。
国際原子力機関(IAEA)が先月発表した報告書によると、イランは核兵器開発を進めているか判断するうえでカギとなる情報を公表していないとみられ、査察官らは不満を持っている。イラン最高安全保障委員会の前事務局長で、国会新議長に選出されたアリ・ラリジャニ氏は、同国政府がIAEAへの協力を見直す可能性をにじませた。