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(回答先: 投稿者 まっぴら 日時 2008 年 4 月 28 日 19:41:16)
大変に貴重な情報と私は思う。
1951年5月8日にエニウエーク島での大気中水爆実験http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_nuclear_tests#1945.E2.80.931963
に際して、シカゴで観測されたトリチウムはグラフからおおよそ30TUと読み取れる。これはおおよそ0.1nCi/Lに相当する。実験が行なわれた爆心地エニウエーク島とシカゴ間の距離は12000kmであるので、これを半径とする球にこのトリチウムが一様にばらまかれたとすると、この実験で生じたトリチウムの総量は7x10(23乗)nCiを上回る。あの実験はTNT火薬で250KT相当の爆発といわれている(400ktとの見積もりもある)。一方WTC崩壊時に観測された地震波から、これは地震規模でマグニチュード2.5前後とされている。米国科学アカデミによれば、これは3−13T(トン)相当のTNT火薬爆発に相当する(Comprehensive Nuclear Test Ban Treaty, http://www.nap.edu )。
再び単純な比例計算から、WTC崩壊で水爆が使われたとすると,この爆発では4x10(9乗)nCiを越えるトリチウムが生じたことになる。さて測定はWTC崩壊の2-10日後になされている。爆発は建造物内部で行なわれているから、トリチウムの飛散域も限られている。最大に見積もっても高々10km程度であったろう。この場合、期待されるトリチウムのリッタ当たりの密度は4000nCi/L以上であり、6号棟下で測定されたという3.53nCi/Lに比べてはるかに大きい。言い換えれば、バックグラウドの55倍と云えども、そのトリチウム量は、水爆から推定されるトリチウム量に比べてはるかに小さい。測定された「異常」と表現されるトリチウム密度の多くの部分は報告書http://repositories.cdlib.org/cgi/viewcontent.cgi?article=1678&context=lbnl
にあるように、6号棟地下にあったとされる武器に帰するのが論理的思考というものだろう。
輿水氏の上記投稿は、私をして、2年前の民主党の永田寿康衆院議員が巻き込まれたいわゆる偽メール事件を連想せしめる。民主党の藤田幸久議員は自ら集めて吟味した情報を組み立て構築した論理でもって、政府の責任を追及してきた。ここに、真偽の定かでない「水爆」なるものを国会議論に持ち込んだらどうなるか?あのメール事件と同じ帰結になりかねない。
参考1Re: WTC and Tritium http://www.asyura2.com/07/war98/msg/140.html
投稿者 脳天気な醜男 日時 2007 年 11 月 13 日
参考2 大ベストセラー漫画『遠い国近い国』がユダヤ人をひぼう?(朝鮮民報)
http://www.asyura2.com/07/holocaust4/msg/481.html
投稿者 はてな? 日時 2007 年 12 月 03 日 15:46:54