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http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20080328k0000e030057000c.html
アフガン増派:仏議会の与野党が一斉に反発の声
【パリ福井聡】訪英中のサルコジ仏大統領が、アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊(ISAF)への仏軍増派を表明したことに対し、仏議会の与野党から27日、一斉に反発の声が上がった。国内世論の動向次第で増派の行方はもつれる可能性もある。
野党・社会党のオランド第1書記は「まず仏国内で発表すべき内容。提案の前に軍事計画の目的と日程を明示すべきだ」と批判。与党・国民運動連合のアコワイエ下院議長もフィヨン首相に「防衛戦略は大統領の専権事項だが、議会とも協議すべきだ」との手紙を送付。ミヤール議員も「米外交が崩壊状態の中での支援は、フランスにとって得るものはない」と切り捨てた。
大統領はISAFを率いる北大西洋条約機構(NATO)にアフガン和平構築戦略を提案したとして「来週のNATO首脳会議で合意すれば仏部隊強化を提案する」と表明したが、増派の規模や派遣先は言及しなかった。
フランスは現在1600人の部隊を首都カブール周辺などに派兵している。
毎日新聞 2008年3月28日 11時37分(最終更新 3月28日 11時40分)