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ペンタゴン、手違いで弾道ミサイル部品を台湾へ(伊Rainews24)
ペンタゴンの最新ミス。弾道ミサイル起爆装置部品を台湾へ送る
Washington | 25 marzo 2008
国務省による大統領候補のパスポートの件に次いで、ブッシュ政権に手痛い失点。
本日国防総省が台湾に弾道ミサイル起爆装置部品を手違いで送っていたことを
明らかにした。 Michael Wynne 空軍長官が”恥ずべき”事故と表現し、内部
調査を行うことを明言したこの手違いは、ペンタゴンの記者会見で公表された。
手違いの始まりはペンタゴンではなく、台湾からのヘリコプターのバッテリー
4つの注文で、代わりに届いたのは大陸間弾道ミサイル起爆装置部品だった点が
強調されている。
ペンタゴンは、起爆装置がすでに台湾から返送されたこと、部品は”非核”ミサイル
だったことを急ぎ明言したが、米国当局(とメディアの)懸念を払拭するものでは
なかった。
この4つの起爆装置は、06年に台湾に納品される前の05年に米国内の基地から別の
基地に移動している。この奇妙な事故が今になって公表された理由の解明が待たれる。
台湾当局が間違いに気づいたのは軍需品のたな卸しを行った最近のこととされており、
起爆装置は先週米国に返品された。
間違いで送られた後も米国がその紛失に気づかなかったことが不可思議だ。実際、
このタイプの軍事品の位置・移動は3ヶ月毎に登録されるようになっている。
事故は北京政府にも伝えられた。 ペンタゴンは、起爆装置が”核兵器とはまったく
関係がないもの”で、60年代に遡る廃れたミニットマン・ミサイルの部品であると
強調する。
ペンタゴンは昨年夏に、核爆弾6つを搭載したB-52爆撃機が米国大陸上空をノース
ダコタからルイジアナまで2500キロ横断するという失態を演じているが、調査は
軍機がアクティブな核爆弾を搭載していることに誰も気づかなかったという
コントロールミスの連鎖があったことを明らかにしている。
http://www.rainews24.rai.it/notizia.asp?newsID=79997