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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080320-OYT1T00278.htm?from=main2
【ワシントン=黒瀬悦成】ブッシュ米大統領は19日、米軍によるイラク戦争開戦から5年を迎えるのに合わせ、国防総省で「テロとの戦い」に関する演説を行った。 大統領は、イラク戦争とサダム・フセイン元大統領の放逐は「正しい決断だった」とした上で、昨年実施したイラクへの米軍部隊の増派戦略により、「テロとの戦いでの戦略的勝利への展望を開いた」と強調した。 大統領は、「イラクでの戦闘は、予想以上に厳しく、戦費もかかっている」と認めつつも、増派戦略によって「アラブ人が米軍と一緒にアル・カーイダ追放に動き出した」と述べ、国際テロ組織アル・カーイダに反発するスンニ派部族との連携が、治安回復に効果を上げていると指摘した。 民主党などが主張している駐留米軍の早期撤退論については、「性急に撤収させれば、その空白を突いてテロリストや過激主義者が拠点を築き、殺戮(さつりく)を繰り広げる」とし、駐留米軍の展開規模をただちに縮小させない方針を改めて示した。 また、イラクで国際テロ組織アル・カーイダに巻き返しを許せば、「イラク国内の石油資源を元手に大量破壊兵器を入手し、米国や他の自由主義諸国に攻撃を仕掛けようとする恐れがある」と主張。その場合は「イランも勢いづき、新たに核兵器開発を進め、中東での覇権を狙うかもしれない」との見方を明らかにした。 |