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http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20080316k0000m030053000c.html
米大統領選:オバマ氏師事の牧師発言で波紋 9・11テロ
【ワシントン大治朋子】米大統領選の民主党指名争いで首位のバラク・オバマ上院議員(46)が師事する牧師が、米同時多発テロ(01年)直後に「米国が自ら招いた」との趣旨の説教をしていたことが分かり、米メディアが14日に一斉に報じた。同時多発テロへの米国民の怒りは根強く、選挙戦への影響は避けられないとみられる。
牧師はイリノイ州シカゴのジェレミア・ライト師(66)。01年9月の同時多発テロ後、シカゴの教会で「我々(米国)は広島や長崎で、(同時多発テロで死傷した)数千人よりはるかに多数の人々に対して原爆を落とした」などと指摘。米国の反応について「海外で行ってきたことが自国で起きただけなのに怒っている」と述べた。
さらに06年の講演では「我々(米国)は神の存在以上に白人の優越、黒人の劣位を信じている」と発言していたことも分かった。
オバマ氏は14日、テレビ取材などで「挑発的でひどい発言」と強く批判。「牧師と政治については語ったことはない」と釈明したが、米メディアは「保守派を中心に反発が広がっている」と報じた。
ライト師はオバマ氏の結婚式を行い、娘2人の洗礼にも立ち会った。オバマ氏が06年に出版した自著のタイトル「大いなる希望」は牧師の説教の言葉を引用している。米メディアによると、牧師は一時オバマ陣営の「黒人宗教部門リーダー」を務めていたが、今年に入り退いた。
毎日新聞 2008年3月15日 19時05分