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ブッシュ米大統領、和平交渉の行方には「楽観的」
http://www.afpbb.com/article/politics/2359857/2702569
【3月5日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は4日、自身の任期が終了する2009年1月までにイスラエルとパレスチナ間の和平交渉が進展することに「楽観的な見通しを持っている」と語った。
パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)では、前年6月から同地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)がイスラエル南部へのロケット弾攻撃を続ける一方、これを阻止するとしてイスラエルも前月末から同地区へ空爆を行い、ガザ地区では1週間で子どもなど民間人を含む120人あまりが死亡した。
こうした事態をうけ、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長は3日、イスラエルとの和平交渉協議の一時停止を発表しており、和平交渉の行方が懸念されている。
こうした状況についてブッシュ大統領は、訪米中のヨルダンのアブドラ・ビン・フセイン(Abdullah Bin Hussein)国王とのワシントンD.C.(Washington D.C.)での会談後の記者会見で、前年11月にメリーランド(Maryland)州アナポリス(Annapolis)で7年ぶりに再開された中東和平国際会議に触れ、「わたしはあの時同様、楽観的だ。(和平交渉は)一進一退を繰り返しながら前進するもの」との認識を示した。
また、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官がイスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長と先に会談した際に、和平交渉の進展のためには大胆な決断も必要だと双方首脳を説得したことを明らかにした。(c)AFP/Olivier Knox