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イスラエル軍、ガザを攻撃 4日間で死者60人以上【朝日】
http://www.asahi.com/international/update/0301/TKY200803010273.html
2008年03月01日21時00分
イスラエル軍は1日、パレスチナ自治区ガザ北部のジャバリヤ難民キャンプに侵攻し、地上部隊や戦車、武装ヘリコプターからの攻撃でイスラム過激派ハマスの戦闘員十数人を殺害、巻き添えで市民十数人も死亡し、死者は30人を超えた。攻撃が激化した2月27日から4日間のガザの死者は60人以上になった。
イスラエルとの境界から約3キロ入ったジャバリヤ難民キャンプではイスラエルへのロケット弾攻撃が相次ぎ、イスラエル軍の報復空爆が繰り返された。それでもロケット弾攻撃がやまないため地上部隊を投入、地中などに隠された発射装置の壊滅を狙ったと見られる。
だが、攻撃の本格化で市民の犠牲も増える一方だ。2月27日深夜にはガザを支配するハマスの「内務省」ビルが空爆され、近くに住むナセル・アルボライさん(26)の長男で生後半年の乳児が自宅のがれきに埋まって死亡した。
アルボライさんは1日昼、記者に「妻と3人で寝ていて、子供だけ殺された。なぜ我々も一緒に殺してくれなかったのか」と無念そうに語った。
ジャバリヤにあるハマスの発射基地の近くに住むファフリ・エラクラさん(50)は「覆面姿の連中が発射装置を埋めに来るので、危ないからやめてほしいと頼んだが断られた」と語った。ガザの市民が死亡するたびに、「ロケット発射をやめろ」とは言いにくくなっているという。