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随時日誌080225
CIAと日本テレビのワンマン正力の過去の関係がさらに明らかに
日経(2008.02.24)の広告欄に「2月の新刊」として、以下の本、『原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史』(新潮新書)が紹介された。広告の左肩の短い宣伝文句には、こうある。
「CIA本部より極東支部へ指令「日本の反米・反核世論を転換させよ!」
「正力松太郎・読売新聞社主とCIAが手を組んだ情報戦の全貌が明らかに!」
以下は、インターネット・アマゾンの紹介記事である。
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http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%83%BB%E6%AD%A3%E5%8A%9B%E3%83%BBCIA%E2%80%95%E6%A9%9F%E5%AF%86%E6%96%87%E6%9B%B8%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%82%80%E6%98%AD%E5%92%8C%E8%A3%8F%E9%9D%A2%E5%8F%B2-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-249-%E6%9C%89%E9%A6%AC-%E5%93%B2%E5%A4%AB/dp/4106102498
原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 (新潮新書 249) (単行本)
有馬 哲夫 (著)
内容紹介
一九五四年の第五福竜丸事件以降、日本では「反米」「反原子力」気運が高まっていく。そんな中、衆院議員に当選した正力松太郎・読売新聞社主とCIAは、原子力に好意的な親米世論を形成するための「工作」を開始する。原潜、読売新聞、日本テレビ、保守合同、そしてディズニー。正力とCIAの協力関係から始まった巨大メディア、政界、産業界を巡る連鎖とは----。機密文書が明らかにした衝撃の事実。
著者について
1953(昭和28)年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。1993年メリーランド大学客員教授。現在、早稲田大学社会科学部・大学院社会科学研究科教授(メディア論)。著書に『中傷と陰謀』『日本テレビとCIA』など。
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わが古巣・日本テレビに関しては、拙著『読売新聞・日本テレビグループ研究』(筆名・征矢野仁、1979年刊)もある。1979の発行当時にも、CIAと正力の関係については資料もあり、いささか論じた。
以下が、同じ著者の旧著『日本テレビとCIA』の紹介記事の抜粋である。
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http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%81%A8CIA-%E7%99%BA%E6%8E%98%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%8C%E6%AD%A3%E5%8A%9B%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%80%8D-%E6%9C%89%E9%A6%AC-%E5%93%B2%E5%A4%AB/dp/4103022310
日本テレビとCIA 発掘された「正力ファイル」 (単行本)
有馬 哲夫 (著)
出版社/著者からの内容紹介
「日本テレビ放送網」----なぜ日本テレビの社名は「放送網」となっているのか?
「網」の字にはどんな意味があるのか?
その理由は設立時の秘密にある。
実は日本へのテレビの導入は米国による情報戦の一環だった。テレビ放送網は、そのまま「反共の防波堤」であり、さらに軍事通信網にもなるはずだったのである。
「テレビの父」である正力松太郎のテレビ構想は、アメリカ側にたくみに利用されたものに過ぎない。CIAは正力に「ポダム」という暗号名まで付けていたのである。
著者がアメリカ公文書館で発見した474ページに及ぶ「CIA正力ファイル」----。そこには、CIAが極秘に正力を支援する作戦の全貌が記録されていた!
日米で蠢くCIA、政治家、ジャパン・ロビー、官僚、そして諜報関係者・・・・・・。日本へのテレビ導入はアメリカの外交、軍事、政治、情報における世界戦略のパーツの一つだった。
内容(「BOOK」データベースより)
474ページに及ぶ「CIA正力ファイル」―。そこには、CIAが極秘に正力を支援する作戦の全貌が記録されていた!
日本へのテレビ導入はアメリカの外交、軍事、政治、情報における世界戦略のパーツの一つだったのである。暗号名PODAM=正力松太郎。新資料で解き明かす「アメリカ対日心理戦」の深層。
アメリカが日本テレビを作った、というと陰謀史観の本のようだがそうではない。
早稲田大学教授の著者は、「これでもか」といわんばかりに資料を読んだ成果を詰め込んでいる。
そこから見えてくるのは、アメリカという国の情報戦に賭ける執念である。
何が何でも、「反共メディアとしてのテレビ」を日本に作る、それも日本人にはそう気づかれぬままに。そのプロジェクトのために動き回るアメリカ政府、CIA、ロビイストの姿が活写されている。
また、その意向を知りながら、利用しようとした日本側のしたたかな男たちも面白い。
アメリカの強さは「武力」だけではない、ということがよく判る。
著者も書いている通り、これは決して過去の話ではない。
[後略]
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