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2月19日のスペイン語ネット各紙はカストロが大統領職から去る決意をしたことを大きく伝えています。日本語のニュースでもすぐに流されることでしょう。
エル・ムンド紙の第1報の見出しと内容のまとめをご紹介します。
http://www.elmundo.es/elmundo/2008/02/19/internacional/1203405954.html?a=a8bb8a6a5a049db2d1b3642a7ba2ac09&t=1203430026
Fidel Castro anuncia que no asumirá de nuevo la Presidencia de Cuba
『フィデルカストロ、もはやキューバの大統領職を務めないと表明』
・「私の願いはずっと死の瞬間まで責務を完遂することだった。それが私の果たすことのできるすべてなのだ。」
・「私はあなた方から離れることはない。思想戦の戦士として戦いたいと願うだけだ。」
・あるキューバ国民は「彼に習いその思想を自分達のものにするためには時間がかかる」と語る。
・大統領の後継者は来る2月24日に発表される。
・彼は党第一書記の地位で政治的影響力を及ぼし続けるだろう。
彼については様々な見方があるのですが、しかし、長年、反米勢力の旗手の一人として常に存在感を示してきた偉大な人物です。その努力と意思に敬意を表し、苦労を丁重にねぎらいたいと思います。お疲れ様でした。
コラ、ブッシュ! お前らのファミリーとCIAが手塩にかけて育てた純正テロリストどもの首を、早くさしださんかい!(ついでにお前とお前のオヤジの首を添えて、な!)
(参照)
http://www.asyura2.com/0505/war71/msg/234.html
ルイス・カルロス・ポサダ、イラン・コントラ事件、およびブッシュ父の関係
http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/546.html
米国が1976年のキューバ機爆破テロを事前に知っていた数々の証拠(レベリオン)
http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/102.html
ブッシュ・ファミリー、ベネズエラでの「いかがわしい商売」の経歴(レベリオン誌)
http://www.asyura2.com/0406/war58/msg/1190.html
パナマ、カストロ暗殺未遂のキューバ人を放免、米国の圧力か;ピノチェットが裁かれる
もっともブッシュ・ファミリーが育てたテロリストの中にはヒトラーなんかも入っているようですけどね。
一方で、スペイン語各紙は、悪名高きパキスタン大統領でブッシュ子飼いのムシャラフを支える与党が総選挙で敗北したことを伝えています。同様に19日付のエル・ムンド紙です。これは見出しだけにします。
http://www.elmundo.es/elmundo/2008/02/19/internacional/1203413024.html
El partido que apoya a Pervez Musharraf reconoce su derrota electoral en Pakistán
『ペルヴェス・ムシャラフを支える政党がパキスタン総選挙での敗北を認める』
詳しいことは日本語ニュースでもすぐ流れるでしょうが、まあ当然でしょうね。パキスタン人は馬鹿のブッシュが願っているほど馬鹿じゃない、ってことです。
また、戦争板の話題ではないのですが、独裁者フランコの死後、バルセロナ市長とカタルーニャ州知事、国会議員を長年務め続けたパスクアル・マラガイュ氏がアルツハイマー病にかかっていることがバルセロナ市民を悲しませています。1月にマラガイュ氏は「私の人間としての尊厳を尊重してほしい」と語っています。
(参照)
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/541.html
「スペイン内戦」の幻想と傷と癒し
パスクアル・マラガイュは、民族言語を禁圧され続けた19世紀にあえてカタルーニャ語で綴った民族詩人ジュアン・マラガイュの孫で、偉大な社会主義者、偉大な市長でした。胸が詰まる思いです。