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毎日【ゲーツ米国防長官:アフガン増派でNATO結束呼びかけ】
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http://mainichi.jp/select/world/news/20080211k0000m030053000c.html
ゲーツ米国防長官:アフガン増派でNATO結束呼びかけ
ミュンヘンで10日、演説するゲーツ米国防長官=AP
【ミュンヘン(ドイツ南部)小谷守彦】北大西洋条約機構(NATO)のアフガニスタン南部への兵員展開について、ゲーツ米国防長官は10日、「(NATOは)戦闘に進んで参加する者とそうではない者の2層に分かれた同盟であってはならない」と結束を呼びかけた。会議は前日に続き、アフガン南部へのドイツなど加盟国の戦闘参加をめぐり議論が交わされたが、戦闘参加を求める米国と消極的なドイツなどの立場は平行線をたどった。
長官は、国防担当閣僚らが軍事問題などを議論するミュンヘン安全保障会議で「アフガンの将来展開」と題し演説、質問に答えた。
長官は前日のユング独国防相の演説に触れ、ドイツがアフガン北部の復興に寄与している事実を認めたが、「我々は全同盟国が重責を分かち合える、より建設的な道を探さなければならない」と兵力分担の再構成を提案。民生支援と軍事貢献を分ける役割分担論がNATOや欧州連合内にあることを批判した。
また、01年の米同時多発テロ以来、国際テロ組織アルカイダなどのテロの試みが欧州で続いている事実を列挙。「あなたがた(欧州)の首都でもニューヨークと同規模の攻撃がなされたらと想像してほしい」と戦闘継続の必要性を訴えた。
質問に立ったウェスターウェレ独連邦議会議員(野党・自民党党首)は「ドイツは連邦議会で合意した範囲で貢献を果たしている」と反論したが、長官は「各国の独立した責任もあるが、共同した責任を分かち合うこともできる」と再反論し、議論はかみあわなかった。
毎日新聞 2008年2月10日 20時07分 (最終更新時間 2月10日 20時50分)
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