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http://blogs.yahoo.co.jp/kimagure_obahan/32346717.html
ブット暗殺の犯人は? (オバハンからの気まぐれブログ )
ブット元首相が亡くなって40日(日本で言う死後49日の行事にあたる)、支持者数千人が豪壮なブット廟に集まり、祈りを捧げたと。ブット廟の周辺を警護する私兵は欧米の特殊部隊さながらの服装、顔マスクを被っており、厳重警戒は解るものの私兵たちの威圧的な存在には、物凄い違和感を持ってしまったオバハン。
昨日も少し書いたが、これでPPPは本格的な選挙戦に突入するのだろう。
ただ、悪名高き夫ザルダリの「首相への意欲」を公表され、腰の引けた幹部党員は多いのではないか? 一昨日の新聞にはブット元首相の自筆遺書ともいうべきものが載せられていた(Benazir Bhutto Will)。それによると、自分の亡き後は暫定的にザルダリに任すというようなことらしいが、きれいな癖のない筆記体英文で、それだけに誰にでも直ぐに真似の出来そうな遺筆であった。夫ザルダリに首相への意欲を公表され、もしPPPが政権を取ったなら、首相はムシャラフに近いファヒームだとの噂だった彼には面白くないだろう…
政府は昨7日、忌明けに合わせたよう、ブット元首相の暗殺に関与した容疑で2人を逮捕したと発表している。また先月にも暗殺に関与したとされる15歳の少年を逮捕し、現在も拘束したままだと報道されている。
暗殺現場を映しているビデオを丹念に見た幹部党員が証言している。曰く、あの暗殺現場の周囲で約50人が熱狂的にブット万歳!を繰り返し、ブット元首相が車の中から顔を出し手を振らざるを得ないようにしむけた。しかしその約50人の中にはPPPの支持者といえるような者はいなかったと。見せかけの熱狂的支持者につられ、ブットはついつい車から顔を出し、撃たれ暗殺に繋がったのは間違いない。
だが、スコットランドヤード(英ロンドン警視庁)は、捜査報告書に「ブット元首相は銃撃ではなく、自爆攻撃の衝撃で頭部を車体の一部に強打したために死亡した」(Scotland Yard: Bomb blast killed Bhutto)と断定している。イギリスの皇太子妃ダイアナの死亡説についても、怪しげな調査報告を平気で作り上げるようなお国柄のイギリスだから、パキスタン政府寄りの見解を出したとしても不思議ではないが…
政府は警備には不手際がなかったと言いたいようだし、暗殺はアルカイダ系へとつなげたいようだ。さてさて、演出をした者、黒幕は誰か?