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2000年の米大統領選の結果から、米政界では2大政党の間に談合を疑い、2008年の米大統領選の勝者は民主党員のヒラリーに
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投稿者 TORA 日時 2008 年 2 月 01 日 14:16:26: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu161.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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2000年の米大統領選の結果から、米政界では2大政党の間に「談合」
を疑い、2008年の米大統領選の勝者は民主党員のヒラリーとなる。

2008年2月1日 金曜日

◆ヒラリー大統領〜週刊アカシックレコード080201
http://www.akashic-record.com/y2008/hllryp.html#02

(抜粋)
2005年11月頃、筆者は永田町・霞が関の中枢を担うインサイダー(Dとする)と話す機会を得た。

この人物、Dは、この時点ですでに、来たるべき2008年11月の米大統領選は民主党のヒラリー・クリントン・ニューヨーク州選出上院議員(ビル・クリントン前大統領夫人)が勝つと予測していた。
その理由は、2000年の米大統領選にあるという。

Dによれば「ほんとうはゴアが(フロリダで勝ち、その結果として本選全体で)勝っていた」のだそうだ。
ゴアは自身の勝利を信じて、フロリダの票の手集計による数え直しを求める訴訟まで起こし、それが連邦最高裁の判決で退けられてもなお、多くの民主党指導者がゴアの勝利を主張していた(人権活動家の牧師ジェシー・ジャクソンは、裁判所に手集計が認められなくても情報公開法を利用して独自に集計をし「大統領就任式の(2001年)1月20日以前にゴア氏が(フロリダ)州内で最も得票したことを突き止める」とまで言っていた。読売新聞2000年12月14日付朝刊6面「米大統領選 ゴア氏、決断の一夜 苦渋の再集計要求断念 敗北宣言へ」)。
が、なぜかゴア本人が最高裁判決のあとあっさりブッシュに勝ちを譲り、その彼の譲歩に全米のマスコミや有力者の大半が同調して、2008年現在まで続くご存知ブッシュ共和党政権が誕生した(駐日米国大使館Web 2004年「米国の選挙手続き」)。

「あれだけ発達したマスコミがあり、教育水準の高い国民がいて、(政治に関心のある)金持ちが大勢いるのに、あんなウソがまかり通って、本来大統領になれないはずのやつが大統領になってしまうのは、ウラに何か(取り引きが)あったと思わざるをえない。そして、何かあったのなら、民主党側は今後(2006年11月の中間選挙か2008年1月の大統領選挙で)、『借りを返せ』と要求するはずだ」とDは言い、2008年の米大統領選を占うのに必要なインサイダー情報の収集にはいった。

Dは「2008年の大統領選では米民主党が勝って米国の外交方針が大きく『内向き』に転換する」と予測し、その大統領選の共和、民主両党の候補者がだれになるかを知りたがった。この時点で、Dは「共和党からは(黒人女性の)コンドリーザ・ライス(米国務長官)、民主党からは(前大統領夫人の)ヒラリー・クリントンが、それぞれ立候補する可能性が高いと見ていた。

数週間後、2005年12月、筆者がふたたびDに会うと、Dは「インサイダー情報なんて(日本の政策立案には必要不可欠なものだけど)、つかんでしまえば簡単なもんだな」と言い、「ヒラリーが大統領選に立候補するなら、ライスは出ないんだってさ。だから、2008年の勝者はヒラリーだ」と自身でつかんだ情報に基づいてあっさり断言した。

これはもはやDの「予測」ではない。共和、民主両党を仲介できる立場にある米政界有力者たちの「予定」である。つまり、永田町・霞が関の中枢にあって日本の国益を守るために具体的な政策立案をしなければならない立場の者たちは、当たるか当たらないかわからないマスコミや政治学者の予測に頼って政策を準備することはできない、ということだ。Dとその「同僚」たちは、2000年の米大統領選の結果から、米政界では2大政党の間に「談合」があるのではないかと疑い、インサイダー情報を収集してそれを確かめ、それに基づいて「2008年の米大統領選の勝者は民主党員のヒラリーだから、それを前提に対米政策を準備すべし」という結論を得たのである。

【また、ジュリアーニの娘が「父親を裏切って」オバマの応援をする、という「家族ぐるみの八百長」を疑わせるような動きもあった(共同通信2007年8月7日付「父親に造反、オバマ氏支持 米共和党有力候補の娘」)。
もしかすると「ジュリアーニ一家」はブルームバーグの共和党離党を聞いた瞬間にメイフラワーファミリーの力を感じてやる気をなくし、撤退のタイミングをはかり始めたのではあるまいか。ジュリアーニが党内屈指の選挙資金を持ちながら、序盤戦のアイオワ州、ニューハンプシャー州にあまり資金を投入せず、故意に「桶狭間」を避けて「忘れられた候補者」に転落したのは、いかにも不自然である(朝日新聞Web版2008年1月26日「ジュリアーニ氏、苦境に 米大統領選 フロリダ集中裏目」、産経新聞Web版2008年1月29日「共和党・ジュリアーニ氏が選挙戦撤退も フロリダ州予備選」)。】


●対オバマ敗北保険●
しかし、米国民は映画『ロッキー』のようなシンデレラストーリーを「(真の)アメリカンドリーム」と呼んでこよなく愛し、「努力する者はだれでも公平に勝つチャンスが与えられるべきだ」と信じている。各州の政党支部が全米で一斉に予備選(党員集会)をしないのは、資金力のある候補者だけが有利な制度を嫌い、大統領もシンデレラストーリーで選ばれるべきだと思っているから、にほかなるまい。

だからもちろん、ヒラリーのライバルであるオバマが、「黒人初の合衆国大統領誕生」というシンデレラストーリーの実現を期待する多くの国民、党員の支持を得て、ヒラリーより多くの代議員を獲得することは十分にありうる(というか、現実に、黒人人口の少ないアイオワの党員集会でオバマが勝った直後は、全米で彼が「奇跡」を起こすことへの期待が沸騰していた。産経新聞Web版2008年1月10日「人間味演出した涙 クリントン大逆転の背景」)。

が、そうなった場合でもなおヒラリーが勝つような伏線が、すでに張られている。実は、全米50州のうち2州の民主党支部が、民主党全国委員会の許可を得ずに勝手に予備選を前倒ししたため、党全国大会に代議員を送る権利を失ったのではないかと見られており、オバマもその考えをとっているが、ヒラリーはそれに同調していない。

その2州とは、ミシガン州とフロリダ州だ(またしてもフロリダ!?)。1月15日と29日に前倒しされたミシガン、フロリダ両州の予備選については、オバマもヒラリーもはまったく選挙運動をせずにパスしたが、両州ともにヒラリーが圧勝し、州選出代議員を獲得した……と両州内ではみなされている(産経新聞Web版2008年1月13日「米大統領選 焦点のメガ・チューズデー 選挙制度の違いが影響も」、同1月30日「ヒラリー氏、代議員“不在”のフロリダで勝利宣言」)。

【フロリダ州の民主党支部とヒラリーは、フロリダ州予備選の投票総数がそれまでの最高記録(1988年の127万票)を大幅に上回る史上空前の172万に達したという「民意」を背景に、党全国委員会が無効にした代議員資格の復活を要求する模様だ(毎日新聞Web版2008年1月30日「米大統領選:投票者数過去最高 候補者不在のフロリダで」)。筆者は、このフロリダ(ミシガン)の要求は通ると考える。理由は、党全国委員会がフロリダ州支部の要求を無視すると、フロリダ州の民主党支持者は11月の大統領選の本選で棄権するか、共和党支持にまわって「造反」する恐れがあるからだ。フロリダの本選における大統領選挙人は27人(ミシガンは17人)と多く、これを失えば、民主党は本選で勝つのが難しくなるので、党全国委員会はそれを考慮せざるをえまい。】

となると、たとえこの2州を除く他の48州でオバマの獲得代議員数がヒラリーのそれを上回った場合でも、この2州の代議員の(党全国大会における)投票権を党全国委員会で再吟味して有効とすることでヒラリーに逆転勝ちをさせることができる、ということになる。

【州選出代議員の票(1人1票)で大差がつかなかった場合は、予備選結果に拘束されない特別代議員(スーパー代議員)の投票(こちらも1人1票)を加算して雌雄を決することになる。この特別代議員は上下両院議員や党幹部なので、彼らの票の獲得競争になると、夫が元大統領で党中央やワシントン政界に強い人脈を持つヒラリーが断然有利になる(これを日本語では「永田町の論理」という)。
(>_<;) 】

ヒラリーが劣勢の場合、全米に何千万人もいる民主党員や民主党の支持者を動かして「負けるはずのヒラリー」を勝たせるのは容易ではない(そんな推理は取るに足らない陰謀論だ)。しかし、メガチューズデーへの予備選の集中や、ミシガン、フロリダ両州の不当な予備選前倒し、および両州の前倒しの「再有効化」は、民主党の各州支部や全国委員会の、少数の幹部に働きかけるだけで比較的容易に実現できる。

したがって「米民主党では、一部の、少数の幹部が予備選(党員集会)の日程を操作することによって、オバマでなくヒラリーが勝つように工作した」と推測することは、けっして「荒唐無稽な陰謀論」ではない。

となると、ヒラリーが共和党候補に勝つには、また何か仕掛けが要ることになる。
共和党の有力候補のうち、ジョン・マケインはアリゾナ州選出上院議員だが、「9.11」米中枢同時テロの際の危機管理が評価されて国民的人気のあるジュリアーニは前ニューヨーク市長だ。ヒラリーの「地元」は上院議員としての選挙区であるニューヨーク州だが、地元で負けた候補が大統領になった例はないので、ヒラリーにとって、もっとも戦いたくない相手は上院議員でないジュリアーニだっただろう。

ところが、ここにも「保険」がかかっていた。
なんと現ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグが共和、民主両党と無関係に無所属候補として大統領選の本選にいきなり出馬するという動きがあるのだ(すでに2007年6月、ブルームバーグは共和党を離党している(時事通信2007年12月31日付「ブルームバーグNY市長、大統領選出馬模索か 米紙報道」)。彼が出馬すれば、ジュリアーニから共和党支持者の票を奪うので、間違いなくヒラリーが有利になる(はずだった)(この場合、ヒラリーはニューヨークでの一般投票の得票率が50%未満でもニューヨーク州の大統領選挙人全員を獲得できる)。

そもそも共和党が、勝てそうもない選挙区で州知事をしていた人物を、にわかに「シンデレラボーイ」として浮上させたこと自体「八百長」の疑いが濃厚だ。また、ジュリアーニは1月30日にマケインへの支持を表明して結局撤退したが、それでもなおブルームバーグが無所属で大統領選に立候補するなら、それも(マケインから保守票を奪って)本選でヒラリーを利する効果を持つので、やはり八百長と考えられる。
このような「八百長候補」の例としては、2000年の大統領選に無所属で立候補して、リベラル派のゴアの票を奪って、保守派のブッシュを有利にした環境保護派の有名弁護士、ラルフ・ネーダーがいる。彼は、同じく環境保護を掲げるゴアの支持者から「環境汚染派」のブッシュを利することになるので出馬しないでくれと反対されたにもかかわらず、平然と無視した。】

小誌が2006年9月の安倍晋三内閣発足前後、あるいはそれ以前の段階で「近々福田康夫内閣が誕生する」という予測(でなくて、Dなど一部の人々の「予定」)を紹介した時点でそれを信じる人はほとんどいなかったが(小誌2006年9月18日「ポスト安倍〜10か月後に『2年限定政権』へ」、同4月24日「『福田総裁』当確〜小沢民主党の政局化学反応」、2005年2月10日「●ポスト小泉」)、周知の如く、2007年9月、現実に「予定どおり」の福田内閣が発足している。
米国でも日本でも、民主主義などというものは、しょせんその程度のものなのだ。


(私のコメント)
2月5日に大統領選挙の天王山が行なわれますが、いずれにしてもインサイダー情報によれば民主党候補はヒラリークリントンが選ばれるらしい。そして本選挙でも共和党の誰が候補であれ談合でヒラリー・クリントンが選ばれるらしい。それに至るまでに様々な段階で保険がかけられており、予想外の結果になってもそれをひっくり返すだけの仕掛けがあるようだ。

「株式日記」でも2000年のアメリカの大統領選挙はインチキ臭いと書いてきましたが、今年の大統領選挙には世界各国から選挙監視団を派遣する必要があるだろう。つまりアメリカの大統領選挙はバナナ共和国の選挙と大して変わりがないのだ。


◆ラムズフェルド米国防長官は鼻つまみ者 ネオコン一派の思想はナチスと変わらない 2003年6月25日 株式日記
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu49.htm

<アメリカのブッシュ大統領はおよそ選挙とは言えないインチキ選挙で選ばれた。それ以外の政府閣僚達は形ばかりの議会承認だけで選ばれている。もはやアメリカの上院・下院は議会としての役割を果していない。日本における大政翼賛会と大して変わりがない。アメリカの世論調査によるとイラン攻撃に56%もの人が賛成している。いったいどういう理由で?>


今年の大統領選挙でも電子投票とか行なわれるようですが、これもいろいろ問題があるようです。あとに証拠が残らないから選挙結果の再確認のしようがない。日本みたいに投票用紙に名前を書けば筆跡を見ればごまかしようがありませんが、アメリカ人には名前も書けない人が大勢いるからパンチカードで穴を開けたりする投票が多かった。まさにアメリカは国民の民度においてバナナ共和国なのだ。

日本の選挙みたいに候補者の名前を書く選挙はかなりの文明国でしか行なわれていないようだ。ニュースで見ると選挙用紙が馬鹿でかくて、名前がかけないからチェックシートになっているのが多いようだ。アルファベットなどで書くと名前の判別が難しいという点もあるのだろう。漢字やかなならかなり崩しても文字は判別が出来るが、アルファベットだと難しくなる。

共和党の候補で本命と見られたジュリアーニ氏が選挙から撤退しましたがこれも不可解な動きなのですが、序盤戦に力を入れなかったのが原因とニュースで報道されていますが、「談合」によるものという説を週刊アカシックレコードでは分析している。Dという情報源は誰なのだろうか? 

アメリカのマスコミによる予想ではヒラリー・クリントンとジュリアーニの一騎打ちという予想が多かったのですが、ジュリアーニ氏はなぜか前哨戦を積極的に動かなかった。フロリダで勝負をかけるという作戦も結果から見ると本気ではなかったようだ。その裏にはブルームバーグ氏の動きに秘密が隠されているようだ。

ニューヨークは大統領選挙でも大票田なのでそこでの勝敗が大きく左右されますが、ブルームバーグ氏が無所属で選挙に出馬すれば誰が一番被害を被るだろうか? 一番助かるのはヒラリーであり共和党の票は割れる。2000年の大統領選挙でラルフ・ネーダーが出て民主党の票を食ったのと同じ効果が出ることになる。

たとえオバマが民主党の予備選挙で僅差で勝ったとしてもフロリダやミシガンでの結果が蒸し返されてヒラリーが逆転する仕掛けもある。このように様々なシナリオを設定しながら何重にもヒラリーが勝つように保険がかけられているそうだ。

共和党はマケイン氏が選ばれそうですが、共和党だったブルームバーグ氏が立候補すれば共和党の票が割れてヒラリーが勝ことが出来るらしい。同じく共和党候補のロンポール氏も無所属で大統領選挙に出るというシナリオも用意されている。そうなれば共和党の票は三つに割れて三重に保険がかけられていることになる。だから共和党のマケインは負ける。

だからアメリカの大統領選挙は選挙ではなくお祭りだと考えればいいのだろう。どうせ名前も書けない民度の低い国では民主主義がまともに機能するはずがない。もちろんアメリカは超大国だから非常に優秀な人もたくさんいる。しかしそれとは比較にならないくらい大勢の民度の低い国民が大勢いる。中国にしても同じことがいえる。

超大国は一つにまとまっている時は非常に大きな国力を発揮できますが、国家としての最適規模を逸脱しているのだから、いったん国家が崩れだすと崩壊が止められない。アメリカのみならず中国もインドもロシアも広大な国土と多民族の集まりだから興亡を繰り返しながら現代まで来ている。

日本のような中規模の国家は強大にはなれないが国家のまとまりもつきやすいから分裂することは少ない。だから大統領制のような強力な指導者でなくともまとめることが出来る。民度も高いから民主主義も機能しやすい。しかし密室談合政治が行なわれると民主主義は機能しなくなるから注意が必要だ。

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