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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000057-mai-soci
神奈川県相模原市の主婦(49)が今月16日、軍用車両に乗った在日米陸軍の相模総合補給廠(しょう)内の米兵からフェンス越しに銃口を向けられたことが分かった。主婦は「『えっ、私に向けられているの』と驚き、体中の毛穴が開くような感じがした」と話している。在日米陸軍のローパー広報・渉外部長は「基地内では部隊防御訓練や巡回パトロールをしており、女性を狙ったわけではない。外の人に不快感を与えたのはよくないが認識の違いだ」とコメントしている。
主婦によると、16日午前10時40分ごろ、相模原市矢部新町の路上で自転車に乗っていたところ、フェンスを隔てて補給廠内の軍用車両3台とすれ違った。その際、うち1台の上部から上半身を乗り出していた米兵から銃口を向けられたという。
この問題を受けて、市民団体「キャンプ座間への米陸軍第1軍団司令部移転に反対する座間・相模原・周辺市民連絡会」は31日に米軍側に謝罪や再発防止を求めるよう市に要請する。
補給廠では、昨年12月にキャンプ座間に発足した米陸軍第1軍団前方司令部が使用するとみられる軍用車両の搬入が確認されている。【山下修毅、長真一】