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(回答先: 投稿者 千早@オーストラリア 日時 2008 年 1 月 23 日 15:24:42)
千早さん、ありがとうございます。
http://plaza.rakuten.co.jp/satorin/diary/200505270000
仕組まれた日本崩壊〜戦争歴史編その1〜 [ カテゴリ未分類 ]
日本は昭和に入ってから魔法にかかったように駄目になったと司馬遼太郎さんが言いました。
しかし、それは戦争を事後に裁いているから言えることだと思います。
第二次大戦は明らかに仕掛けられたものです。
歴史を紐解いてみます。
日本は明治維新において、フランスとイギリスの介入を受けながらも、先人の血のにじむような思いと努力で維新を成し遂げました。
そして、外交の重要性と軍事力の必要性を感じた当時の政府は、富国強兵策をとり、日清戦争を仕掛けました。
その後、ロシアとも闘いました。
両国と対等に闘った日本は、軍事大国として認知され、欧米諸国の脅威となりました。
中国やロシアという当時の強国を撃破した日本を脅威と認知したアメリカは、日本の軍事大国化に難癖をつけはじめました。
その裏には、日本を追い落としてアジアの権益を奪取するというアメリカ独自の狙いもありました。
アメリカは数々の無理難題を「外交要求」と称して日本に仕掛けました。
経済封鎖をし物資の流れを止めて、日本に対して屈辱的な妥協を迫ったハルノートを突きつけました。
ハルノートは、
1、満州国を含む支那大陸、及び仏印から軍隊、警察の全面撤退。
2、大陸に於ける総ての権益の放棄。
3、三国同盟の廃棄。
という内容でした。
要するに、既に建国十年を経て栄えている満州国をも放棄し、日清日露戦役以来国際法上認められてきた日本の諸権益も投げ出して大陸から出てゆけということで、これは戦わずしてアメリカに屈伏せよというに等しく、日本が受け入れられないことを承知で突き付けてきたものでした。
後の東京裁判でインドのパール判事が「このような苛酷な要求を突きつけられたならば、地中海の小国モナコであっても、銃を執って立ち上がるだろう」と言ったことは、今ではこれを知らない者はいません。
これがアメリカからの事実上の宣戦布告でした。
真珠湾で日本から仕掛けて開戦したと言われていますが、事実上の宣戦布告はアメリカのハルノートでした。
ハルノートが日本を追い詰めて暴発させたのです。
仕組まれた第二次世界大戦はこうして幕を開けました。
次回に続きます。
追記:これはあるご年配の方々から聴いた話と自分なりに調べた資料を基に書いております。
あくまでも私見ですが、私は自分なりに確信を持っています。