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中曽根せんせや小泉せんせが陸上自衛隊員から殺されなければいいが・・・
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投稿者 ヤハウエハのタタリ、祟りじゃ〜!! 日時 2008 年 1 月 14 日 07:18:58: DO6P.hRyTTh86
 

(回答先: イラク・アフガン帰還兵による殺人が急増:米(伊コリエレ) 投稿者 kamenoko 日時 2008 年 1 月 14 日 00:17:02)

これはベトナム戦争症候群でも起こったことです。戦争は殺人です。兵士がアメリカで反乱を起こします


 イラクへ派遣された航空自衛隊や陸上自衛隊にも精神的に狂った人がいるはずです。自衛隊員の皆さん、そんな人を知りませんか。アメリカの話ではありません。いしばせんせが、こいずみせんせがふくだせんせ、もりもとせんせ、が殺されなければいいと思います。おれたちゃ、おてんとさまの明るい中を歩けね〜もんだ、座等市じゃござんせん。
この投稿は殺人を推薦するものではありませんので、何度も読んでいただき、その趣旨を汲み取ってください。


 アメリカ映画の「ランボー」はベトナム戦争から帰って来てアメリカの国内で安心してすむことが出来なくなります。自分が平和な普通の状態に自国にいて、衝動的に殺人や暴力に出てしまいそうな気持ちになります。自分が戦争へ参加する前の友人、知人、父母、兄弟たちが心理的に敵になります。自分の心に生まれた人間不信、戦場で生きるか死ぬかの瀬戸際的体験が原体験となって、いつも自分は狙われているという感覚になり、正常な生活ができなくなるようです。特に親や兄弟や妻などが「あなたは敵を何人殺して、手柄を立てたのか」と尋ねられると、無性に腹が立つと同時に、自分の周りの人間は敵だと思うようになります。映画ランボーは共産主義に勝つための宣伝映画ではなくて、戦争に参加して帰ってきた兵士の心の虚無性を描いたものです。続編が作られる頃から、商業主義で勇ましいランボーが描かれますが、第一作目は極めて真面目な栄華です。

 映画「地獄の黙示録」はアメリカの国策で言う、国家のために兵士となって資本主義体制を守り、国家に尽くす兵隊を描いた映画ではありません。これはアメリカの特殊工作部隊グリーンベレーの勤務についた一人の男が戦争症候群に犯されて、休暇が与えられ、自国に帰っても、戦場のことが忘れられずに戦場へ帰ろうとする憐れな戦争ロボットが描かれます。休暇でアメリカ本国で休んでいてもベトコンが南ベトナムに攻め寄ってくる思う。妻はそれが理解できずに、離婚する。そして、戦場へ戻っていく。
 この映画ではもうひとり 戦争で狂ってしまった男が出て来る。この男は戦争とは勝利すること。勝利するためには何が必要かということを考え始め、辿り着いた結論が「心に良心や人間性があることが一番問題である。それらをすべて捨て去って、命令が出たら、即座に何の躊躇も無く人を殺すことが出来るように人間改造を行うべきだと主張し、自らアメリカ軍を脱走して、最も強い軍人を演じる。この映画では「現実の戦争を強調化して効率の良い強い軍隊を目指して、アメリカは兵隊を強化している」と言っているみたいです。

 スタンリーキュウビック監督作品の映画「フルメタルジャケット」はアメリカのベトナム戦争の新兵訓練場での訓練で、人格が破壊されていく状況を描いています。部隊は海兵隊です。友達と一緒に徴兵制で入隊します。一人の肥った兵士が訓練を受けて、罵倒されながら、乗り越えられずに、自分の心の中に入り自閉症となり、最後には銃を持って、上官を撃ち殺し、自殺してしまうという作品です。これも人を殺すということがどのように人間を狂わせるかが描かれています。

 映画「デイア・ハンター」これも戦争映画ですが、戦争が人を極限の状態でどれほど狂わせて、人格を破綻するかを描いています。タイトルは鹿狩りとなっています。シカゴあたりの若者が徴兵で軍に引っ張られます。そして、現地へ行くと、昨日まではよき友人や両親や兄弟がいて、人類愛や友人愛や社会愛にあったものが、ベトナムで「敵を殺せ」と言われ、弾丸が飛び交う中で、友人や味方が殺されていく。「人を殺してはいけない」と信じてきた者が突然「人を殺せ」といわれ、内面がずたずたになってしまう。そして、いつ殺されるか知れない恐怖感が兵士を麻薬に駆り立てていく。最後には麻薬でぼろぼろになってしまう。休暇でアメリカへ帰っても、徴兵時期が終わってアメリカへ帰っても、そこには戦争に行く前の自分を見出すことが出来ない。孤立感で苦しめられる。夢の中で、殺した敵が夢の中に現れて、うなされる。

 映画「西部戦線異状なし」これも戦争映画であるが、戦争のもつ残酷さを遺憾なく描いている。場所はドイツであるが、ドイツの志願兵とフランスの徴兵された兵士の殺されていく姿を通しながら、狂っていく姿が描かれる。内容は今でも随分通用する映画である。「何故戦争をしなければいけないのか。俺達はフランス人と何の利害も無いのに、フランス人にも妻がいて、子供がいる、闘いたくないのに、こうして、戦場で戦う。殺人を押し付けられる。戦争は誰かがやるのだ、それが誰だかわからない、この戦争で得をする奴いる。お偉いさんが得をする」こんな結論へと次第に兵士が結んでいく。

 今のアメリカの状況を遺憾なく映画で描いている。この問題は本当は実はとても深刻である。
1980年代に共和党からレーガンが大統領として登場する。レーガンは暗殺されかかるのである。SPが入って未然に防がれるが、犯人は誰であろう。アメリカのベトナム戦争の退役軍人だった。その言い分は「レーガンはアメリカの若い者達を殺人に追い込んでいく。戦争で苦しむのは俺達だけででいい。若者を殺すことはやめさせるべきだという。そのためには今レーガンを殺さなければ、いけない」というのがその動機だった。この退役軍人を誰が責められようか?アメリカ国内で殺人を犯すとブタ箱入り、しかし、外国では敵を殺せと殺人を推奨される始末なのだ。この矛盾を一番知っているのが、アメリカの若いお兄さんで軍人になった方々。

 ベトナム戦争の頃、長崎県佐世保や神奈川県横須賀や沖縄の基地の飲み屋街でドンパチ騒ぎが起こるが、これは戦闘へ出て行った後、精神的に追い詰められたものたちが仕方なくやっていることです。この辺のことがアメリカ人も日本人もわからないのです。だから、厳重に取り締まって欲しい、取り締まるで終わって、問題が解決しない。

 イラクからの帰還兵がアメリカへ帰って、休暇が終わる前に脱走し、軍へ帰ることを拒否することが話題になる。これは殺人を強要される者にとって、当たり前の心情である。兵役を終えた者達がアメリカ本国へ戻るが、彼らは罪の意識と自分の中に作られた反社会的心におびえながら生きることになる。社会に適応できずに、犯罪行為に走る者が出るのは当たり前である。ベトナム戦争の時は麻薬やLSDが若者の間に流行し、犯罪組織の資金源となり、アメリカ社会が麻薬漬けとなった。

 私は聖書の終末論者だから、アメリカは政府に対する反乱からこれから内戦になるが、アメリカがこれから衰退していく時にアメリカの指導者は自国で起こる犯罪、反乱、内戦に只おびえるだけのことになるだろう。そして、彼らは国家を捨てて、世界をさまようものとなろう。
なぜなら、アメリカ合衆国は銃を持つことは自衛の権利として認め、誰でもが銃を持ち、その使い方を軍に入隊して、教え、銃よりも更に強力な武器の使い方を教え、的を攻撃するときの責め方までも教える。
 包丁が料理をする便利な道具であるが、それは痴話喧嘩で人を殺す殺人の道具にもなるように、アメリカの若い兵隊さんが敵を殺す武器の使い方や敵を攻略するやり方を教えてもらったやり方は、アメリカが内戦になった時は大統領や政府高官や官僚や財界や政治家を殺すためのものにもなる。ここが実におもしろいものである。


 そういえば、太平洋戦争が終わって戦争から帰ってきたおじさんたちがお盆の頃に「おじさん、戦争で何人敵を殺して手柄を立てたの?その頃の話を詳しく聞かせてください」と聞くと、決まって、下を向いたり、遠くの方をみて、押し黙ってしまう人たちが多かったように記憶しています。話したくないことが沢山あったのでしょう。

 戦争のラッパを吹く人はどうしてあんなに高揚して手柄話を出来るのでしょうか。きっと、作戦地図の上で戦争をした人なのでしょう。弾は飛んでで来ませんからな。自分を安全圏において話す話はとても面白いと思います。

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