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http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2335636/2518808
【1月13日 AFP】ミャンマーのヤンゴン(Yangon)の北にあるバゴー(Bago)管区の交差点付近で12日午後、未完成の爆弾が爆発し、1人が死亡、4人が負傷した。軍事政権側は少数民族の反政府組織の犯行だとしている。13日、国営紙 「ミャンマーの新しい灯(New Light of Myanmar)」 が報じた。
同紙はカレン民族同盟(Karen National Union、KNU)の犯行だとした。KNUはおよそ60年にわたり反政府活動を展開している。
報道によると死亡した男性(25)は爆弾の製造者で、遺体のそばで銃1丁、銃弾、爆発物が見つかったほか、現場で28歳の男が拘束された。
負傷したのは女性3人と4歳の少年だったが、いずれも軽傷だった。
11日には新首都ネピドー(Naypyidaw)の鉄道の駅付近で小規模の爆発があり、女性1人が死亡した。報道によると女性はKNU関係者で、爆弾を仕掛ける際に誤って爆発させたという。
同紙は名前を特定しなかったものの「ミャンマーでの支配権を握ろうとする外国勢力」が「市民に危害を加えることを目的にテロ工作員に資金や装備を提供している」と強調した。
同国軍政はこれまで、亡命した反政府組織や米国が、犯行を指揮し傀儡(かいらい)政権樹立を狙っていると主張している。米国は軍政に批判的な国の1つ。
1962年に政権を握った軍政は、17の民族武装勢力と停戦協定を結んだが、カレン民族とはいまだ合意に至っていない。
かつてタイ国境付近に広い勢力範囲を抱えていたKNUだが、1995年に軍に本拠地を奪取され、勢力地の大半を失っている。
12月、KNUはカレン民族の居住地域での軍政の攻撃が強化されたとし、カレン系住民を「大量虐殺」していると非難した。(c)AFP