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読売【米大統領、クウェートでイラク政策転換の成果を強調】
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080112id24.htm
米大統領、クウェートでイラク政策転換の成果を強調
【キャンプ・アリフジャン（クウェート南部）＝坂元隆】中東歴訪中のブッシュ米大統領は１２日、クウェートにある米軍基地キャンプ・アリフジャンで、ペトレイアス・イラク駐留米軍司令官とクロッカー・駐イラク米大使から、イラクの治安や政治情勢に関して報告を受けた。
大統領は司令官らとの会談後、記者団に、約１年前にイラク政策を転換して駐留米軍を増派したことにより、「暴力のレベルは大幅に下がった。イラクの国中に希望が戻った」と政策転換の成果を強調した。
大統領はその上で、治安が改善した結果、駐留米軍の削減を始めたと述べたが、兵力削減の全体的な規模や時期については、「ペトレイアス司令官の状況評価を受けて決める」と述べるにとどまった。
ブッシュ大統領はまた、同キャンプの駐留米兵を前に演説し、「外敵に対する勝利のために、あなた方の働きが絶対に必要だ」と激励した。
ブッシュ大統領は、１６日までの間、クウェートをはじめバーレーン、アラブ首長国連邦、サウジアラビアの湾岸４か国を訪問する予定で、各国指導者に対し、核開発やテロ組織支援を通じて湾岸地域での影響力を増しているイランの脅威を訴え、「対イラン包囲網」参加を呼びかける方針だ。
（2008年1月12日21時35分読売新聞）
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