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Re: test
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投稿者 gataro 日時 2009 年 3 月 14 日 09:31:04: KbIx4LOvH6Ccw
 

(回答先: Re: test 投稿者 gataro 日時 2009 年 2 月 26 日 21:10:23)

“AERA”(3月15日号)が「吉岡吉典氏 16年前の小沢ゼネコン疑惑の追及」を取り上げている。 

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http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2009/03/10231630/

吉岡吉典氏 16年前の小沢ゼネコン疑惑の追及(Internet Zone::WordPressでBlog生活)
2009年3月10日 at 23:16:30

今週の『AERA』(朝日新聞社)には「小沢氏とゼネコンの原点」という記事が載っている(筆者はライターの長谷川煕氏)。その中で、先日亡くなられた吉岡吉典氏の国会質問(1993年10月12日の参議院予算委員会)が取り上げられている。

国会議事録はいまはインターネットで読むことができるので、早速調べてみた。記事は、胆沢ダムに関連したゼネコン汚職に注目しているが、質問を読んでみると、それだけでなく、1993年の総選挙で、ゼネコンによる「裏選対」が設けられたという新生党の「ゼネコン選挙」の問題を追及している。

参議院会議録情報 第128回国会 予算委員会 第4号

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第128国会・参議院予算委員会(1993年10月12日)

○吉岡吉典君 ゼネコン疑惑について一、二お尋ねします。
 ゼネコン汚職の驚くべき実態の徹底解明は今国会の最重要課題の1つであります。その1つとして、岩手県における新生党の小沢一郎議員に関する問題の究明が必要であると思います。
 小沢一郎氏は全国の公共工事予算のゼネコンヘの優先配分を取り仕切ってきた国土建設研究会の会長でもありますが、岩手県では、配付した我々の入手資料で一端がわかるように、県内の建設業者のほとんどを網羅した一建会や桐松クラブなど小沢議員を支援する組織がつくられております。これがさきの選挙でもゼネコン24社、地元1社による裏選対までつくって、小沢の選挙をやれば仕事がとれると選挙を行いました。まさにゼネコン選挙であります。
 総理は政官業の癒着を断ち切ると言いますが、こういう実態をどうお考えになりますか。

○国務大臣(細川護煕君) ゼネコンの問題に関しましては、ただいま司法当局で厳正に捜査が行われていると承知をいたしております。今後ともそのような方針のもとに厳正的確に捜査が継続されるものと確信をいたしております。

○吉岡吉典君 こういう選挙の実態というのは、これは検察任せではいけないと思います。総理の政治的見解をお伺いしたかったんですが、次に移ります。
 ゼネコン選挙には公共事業発注という見返りがあるということが問題になっております。一連の今問題になっている事件がそのことを示しております。
 岩手県では小沢氏を頂点とする国及び地方の公共工事を取り仕切るための仕組みがつくられており、小沢氏の意向を無視して公共工事の受注ができないようになっていることが我が党の調査で明らかになりました。これはその仕組みの図でございますが、(図表掲示)後からゆっくり見ていただきたいと思いますけれども、この仕組みというのは、ほとんどの公共土木工事が国レベルのものは小沢氏本人、県レベルのものは小沢氏の秘書が取り仕切っていると言われております。こういう状況で、当初予算で1,360億円という巨額の胆沢ダム工事をめぐって疑惑が広がっております。本体のダム工事は入札が数年先だというのに、既にその受注者として大手ゼネコンの名前が取りざたされていることであります。
 公共工事をめぐるこうした疑惑について、調査し国会に報告することを求めます。建設大臣、総理大臣、責任持って調査し報告していただけますか。

○国務大臣(五十嵐広三君) 先日来の相次ぐ公共工事に関するさまざまな事件は、まことに残念なことであると思う次第であります。いわゆる政官業の癒着というようなものをこの機会にしっかりと改革をしていかなければならぬ、このように思っている次第であります。
 既に御承知のように、中央建設業審議会の中に特別委員会を設けまして、先般来、精力的に入札制度等の改善につきましても検討を進めて、年内には結論を得る考え方でいる次第であります。
 当面まず改革できるものとして、条件つきではありますが、一般競争入札の試行導入を決めて既に実施していることは御承知のとおりでございます。また、それだけでなくて、いわゆる指名入札に関しましても、いささかも疑惑が持たれることのないようにさまざまな事柄の公表、透明性の確保というようなことにも留意しながら懸命に努力を今いたしているような次第でございます。
 一日も早くこれらを明確にして、一方、今回の国会で御審議いただく一連の政治改革とあわせて、公共工事につきましてもしっかり国民の信頼をから得るように、回復できるように努力をいたす所存であります。

○国務大臣(細川護煕君) 今、建設大臣が言われましたとおりでございます。
 政治と金にまつわる構造的な問題が一日も早く払拭できますように、政治に対する国民の信頼を取り戻すことができるように、最善を尽くしてまいりたいと思っております。

○吉岡吉典君 私が求めたのは、一般的なゼネコン問題じゃなくて、具体的に疑惑が広がっている胆沢ダムの問題をめぐって、限定してこれについての調査と報告を求めました。
 建設大臣、この例について調査をやるかどうか、もう一度答弁願います。

○国務大臣(五十嵐広三君) これはもう個々の事案についてと申しますより、我が国全体の公共工事の執行をめぐる問題として、今まさに大きな国民の批判と、その中における改革の努力が続けられているところでありまして、全体的にしっかりこのようなことのないような努力をいたしてまいりたい、このように存ずる次第でございます。

○吉岡吉典君 今のでは納得できませんけれども、時間がありません。
 ゼネコン問題の全面的解明のために、既に委員長に提出した藤田晋全国建設業協会会長を初め9名の証人喚問を改めて要求します。委員長、よろしく取り計らっていただきたいと思います。

○委員長(井上吉夫君) 証人喚問の問題につきましては、ただいまの御要求を含めまして目下理事会で協議しているところでありますが、引き続き理事会において検討を行ってまいりたいと思います。

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議事録の中に出てくる「図」というのは、こちら↓。

岩手県における「天の声」とその伝達ルート(「赤旗」1993年10月13日付)

で、吉岡氏が取り上げたゼネコン選挙の実態については、同じ共産党の吉井英勝衆議院議員が、10月19日の国会質問で、企業に名簿を提出させ、さらにその場でその名簿がホンモノかどうかを確かめ、問題があると名簿を投げつけるなど、すさまじい実態をとりあげている。

衆議院会議録情報 第128回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第4号

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第128国会・衆議院政治改革に関する調査特別委員会(1993年10月19日)

○吉井委員 次に、ゼネコン汚職の問題などについて入っていきたいと思うんです。
 この問題というのは、ことしの3月の金丸元副総理の逮捕以来、ゼネコン問題が次々と出てまいりました。ところが、我が党がたびたびこの問題での証人喚問などを要求しても、この8カ月間、国会では全く証人喚問も行われない。こうして解明がなされないという状態で来ております。私は、こういうことでは政治改革とは言えないと思うんですよね。
 大体、3月に報道されたものの中には、清水建設の献金リスト、スーパーAクラスとかAクラスとかBクラスとがあって、名前が並んでおりました。その中には自民党の皆さんの名前もあったし、今新生党に行っていらっしゃる皆さんの名前もあります。自民党へ残った方がまあ言ってみれば黒いカラスのままで、自民党から出た方が白いサギに変わったというふうな、出ればこれは潔白になり、そしてみそぎが済んだ、今度はもう民意を切り捨てる小選挙区制、並立制だ、それが政治改革だと。私は、そういうふうなやり方というのは、これは言ってみれば、国民の目から見れば、まあ霊感商法か詐欺商法のたぐいだと思うんですよ。やはり今、佐川・金丸・ゼネコン疑惑についてまともな反省や解明もなしに、自民党案の方では今度企業献金を枠を1.5倍に拡大するというとんでもないことになっておりますが、政治改革と言うならこの実態にメスを入れることだ、このことなしには政治改革を語る資格はないというふうに思います。
 そこで、ゼネコン汚職に関係して、私は、きょうは選挙問題を議論しておりますから、ゼネコン選挙について聞きたいと思います。
 せんだって、10月12日に参議院の予算委員会で、我が党の吉岡議員が、新生党代表幹事の小沢一郎氏の陣営が7月の総選挙でゼネコンぐるみ選挙をやったことを追及しました。この質問は大変反響を呼びまして、そこで改めて現地調査を行いました。
 その調査の中で、小沢一郎氏のゼネコン選挙では、大手ゼネコンの東北支社長など地方幹部が2名ないし4名の社員を選挙事務所へ出向させ、これをいわば指揮官として、自分たちが日ごろジョイントベンチャーを組んでいる県内業者や下請に対して、町内会など地域組織の名簿、農協、商工会、各種業界、企業の社員名簿などを集めさせ、主婦やパート、建設会社の女子社員などに片っ端から電話をかけさせてきました。この調査の中で、隣の岩手1区の新生党侯補の事務所では、地元業者がリストを集めてくると、ゼネコン幹部がまずその場で2、3人に電話をしてチェックをする。そして相手の反応が悪いと、この業者が持ってきたリストを床にたたきつける。まあすさまじいもので、激しいもので、ゼネコン選挙というのはこんなにすさまじいものだということを私も改めて知りました。
 この件に関して小沢氏は記者会見を行って、「私はすべての立場の人から応援をいただいており、その中には当然ゼネコンも含まれている。何も悪いことではない」と述べています。
 小沢氏が公共事業を仕切り、天の声の役割を果たしていたことは我が党の調査で明らかになっておりますが、きょうは、小沢一郎選挙事務所の選対機構図とか小沢一郎氏の後援会組織、桐松クラブの会員名簿やゼネコン選対名簿などを私は持ってきておりますが、その中の1つのゼネコン選対名簿、これがそのパネルです。総括責任者鹿島建設、選対本部長大成、同副本部長清水建設とか、ずらりと日本の超一流の、文字どおりの大手ゼネコン。
 それで、この中の、これらの大手ゼネコンがゼネコン選挙をやっているわけですが、例えばこの清水建設は副本部長。ここは平成2年10月から平成5年9月、この9月まで、つまり総選挙期間中も、阿賀野川右岸の工事請負代金15億円など国の大型公共事業を請け負っておりました。また、これらのゼネコンは、人の派遣や金銭、物品の提供など、そういう形で寄附という行為をしております。小沢氏自身がゼネコンから選挙応援を認めているわけですね。
 それで、公職選挙法、これは私が言うまでもなく、199条、国会議員の選挙に関し、国または公共企業体と「請負その他特別の利益を伴う契約の当事者である者は、当該選挙に関し、寄附をしてはならない」。公職選挙法179条、「この法律において「寄附」とは、金銭、物品その他の財産上の利益の供与又は交付、その供与又は交付の約束をいう」。そして、それらの中には労務の無償提供等も入ると、これは逐条解説その他で触れているところであります。
 したがって、これらは紛れもなく公選法199条違反、同200条にも違反すると思いますが、法務大臣、そこでまた聞いておきたいのですが、この公選法199条違反について、捜査当局として厳正に対処されるかどうか、伺っておきたいと思います。

○三ケ月国務大臣 お尋ねの公職選挙法199条違反の事件につきましても、刑事事件として取り上げるべきものがあれば、適正、厳正に対処するものと確信いたしております。

○吉井委員 私が指摘した内容というのは、公選法199条違反になるものだと思います。厳正にそれは対処していただきたい。
 さきの私どもの調査の中では、小沢氏の選挙応援に関して、業者の人は、それをやらないと工事がとれないからだとまで言っています。これは、公共工事の受注をえさに選挙の応援をさせるということで、選挙犯罪で最も悪質な、公職選挙法第221条、買収及び利益誘導罪の適用もあり得る重大問題だと思うのですよ。
 ところで、小沢氏は、今回の記者会見でも、応援に「ゼネコンも含まれている。何も悪いことではない」と開き直っているのですが、いくら金丸容疑者と一体となって佐川・ゼネコン疑惑にかかわった人だといっても、こういう問題に何の反省もない。私は、政治改革だと言いながら、原点から狂っているんじゃないかと思うのですよ。
 そもそも小沢氏は、91年6月21日の週刊朝日で、「政治改革や選挙制度改革の目的は、制度にどういう欠点があるか、長所があるかを並べ立てあう話ではない」「カネのかからない選挙なんて、そんな低次元の話じゃないっちゅうてるの」と繰り返し述べておりますし、今発売中のサンデー毎日でも同様のことを言っております。
 そこで、重ねて法務大臣に聞いておきますが、以上のような重大な問題のある小沢氏のゼネコン選挙に関して、この政と業の癒着を取り持つ官の立場に政府の皆さんいらっしゃるわけだから、政府としても、みずからの責任において真相を解明し、国会に報告するべきだと思いますが、法務大臣、どうですか。

○三ケ月国務大臣 繰り返しお答え申し上げますけれども、もし刑事事件に当たるものがあるならば、検察は適正、厳正に対応するということを申し上げたいと存じます。

○吉井委員 私は、司法当局としての司直の手による捜査だけを言っているのではないのです。政官財、政官業の癒着問題が今大きな問題でしょう。政と業とを結んでいるのは官でしょう。官はまさに政府でしょう。だから政府は、みずからこうした一連の問題について、みずからの問題について解明をして、国会に報告するということは当然のことではありませんか。私は、そういうことをやろうとしないというその姿勢というのは、これは司法当局としても、細川内閣の姿勢としても問題だと思うのですよ。
 まず、内閣の姿勢としてきちっとそのことをやられるかどうか、もう一度伺っておきたいと思います。

○三ケ月国務大臣 検察の使命といたしますところは、法と証拠に基づいて捜査を行い、必要があれば公訴を提起するというところに尽きるわけでございまして、法と証拠に基づく、適正な証拠というところが検察の使命であると感じております。

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小沢一郎氏とゼネコンとのかかわりは、今回問題になった西松建設だけではないし、また、けっして政治資金収支報告書の虚偽記載だけですむ問題ではない、ということがわかる。

実際、『週刊現代』最新号(3月21日号)の記事(松田賢弥「小沢一郎『さらば、総理の座』」)によれば、西松建設が受注した岩手県の公共工事は、1996年以降で282億円にのぼる。総額で3億円にのぼる献金を隠す必要があったことがよくわかるというものだ。

などと書いているうちに、小沢氏の元秘書で、現在は民主党の石川知裕・衆議院議員(北海道比例ブロック)が参考人として事情聴取されることになったようだ。

【西松献金】小沢氏元秘書の石川議員に出頭要請(MSN産経ニュース)

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【西松献金】小沢氏元秘書の石川議員に出頭要請
[MSN産経ニュース 2009.3.10 22:21]

 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は10日、陸山会の事務担当を務めていた小沢氏の元秘書で民主党の石川知裕(ともひろ)衆院議員(35)から参考人として事情聴取する方針を固め、出頭を求めたもようだ。
 石川議員は秘書時代、規正法違反容疑で逮捕された陸山会の会計責任者で小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規(たかのり)容疑者(47)を補佐する立場にあった。
 このため、特捜部では、準大手ゼネコン「西松建設」からのダミーの政治団体を使った企業献金について違法性の認識の有無や、献金の処理方法、陸山会内部の事務手続きなどについて説明を求める必要があると判断したとみられる。
 石川議員は平成8〜16年、小沢氏の秘書を務めており、大久保容疑者が会計責任者になった12年から16年までは、陸山会の事務担当者をしていた。
 17年9月の衆院選に北海道第11区から初出馬して落選したが、比例代表北海道ブロックの民主党名簿で次点だったことから、ほかの民主党議員が北海道知事選挙への出馬のため辞職したことに伴い、19年3月に同ブロックで繰り上げ当選していた。次期衆院選でも同11区から党公認候補として出馬を予定している。
 石川議員は、事務所を通じ「捜査中の案件なのでコメントを差し控えさせていただく」としている。

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