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(回答先: html test 投稿者 ヤマボウシ 日時 2009 年 2 月 09 日 11:45:17)
Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo05/day-200902098.html
2009-02-09
【展開切望】 東京都の謎の洗脳資料「築地市場の移転整備 疑問解消BOOK なぜ移転が必要なの?」
東京都の技術会議の嘘の前提に基づいた発表だけでなく、議員向けとして、A3の光沢紙に31枚綴じ(!)の「説明資料」というものがあることが分かりました。もちろん東京都のサイトにはアップされていません。
これは何のつもり!と叫びたくなるような、嘘に嘘を重ねた「イラスト集」です。
ここはさすがにひどい(もちろん全部がさすがにひどい、と言うにふさわしいものですが)と思う箇所を、画像にしましたのでアップします。転載を歓迎いたします。
発表された技術が内容自体に問題があるどころか、なんら特別なものでもないなどの嘘についてひとつ前のエントリーで書きました。
この工法は、汚染や「不透水層の穴」を考慮していないどころか、2014年に間に合わない点がそもそもおかしいですし、それだけの前提の違いがあれば586億円なんかには決して収まらないのも当然のことです。
そして、9日は東卸の組合理事長選(理事による再投票)です。
村野瀬玲奈さんのエントリーでもそのことを取り上げていただいています。
(玲奈さんはじめとして、いつもお世話になっている皆さんにTBも送れないでいて申し訳ありません。そしていつも本当にありがとうございます)
村野瀬玲奈の秘書課広報室
2009/2/8
食の安全のために築地市場の豊洲移転に反対を続ける
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1101.html
この豊洲6丁目の東京ガス跡地の甚大な汚染と液状化(それらがセットなのがきわめてたちが悪いわけです)の問題に対して、東京都の言い分は「てんで話にならない」ということへの現状把握能力のある理事長さんが選ばれなければ、結局長期的に生鮮品の目利きの方々の商売すら立ち行かなくなってしまうこと、そうなったら生鮮市場が投機の対象に成り果てること、食の安全は決して守られないこと、文化が破壊されること、それらを消費者としては、次世代に禍根を残し、さらには次世代の安全を奪うこととしてとても心配しています。
〜〜〜
ここから問題のカラー資料です。ぜひ広めていただくようお願いいたします。
すべてが難しければ、表紙画像と、このエントリーのURLを示していただくだけでもありがたいです。
これが問題の資料の表紙です。
「築地市場の移転整備 疑問解消BOOK なぜ移転が必要なの?」
まず、この幼稚なタイトル、なんとかならなかったんでしょうか?
右下隅に東京都のいちょうマークがついていますね。東京中央卸売市場、という発行者名ですが、誰宛なのでしょう?
わたしがうかがった限りでは、議員に配布するようだ、ということでした。納税者はもらえないのでしょうか?
つまりこれは、「都議会議員でも分かる」BOOK(日本語で書けないんですか、このくらい、お東京都様)というターゲットで作られたものだということなのでしょうか?
これは目次です。
目次だけテキストに起こしてみます。
都民生活を支える築地市場の深刻な問題これまでのリニューアル(再整備)の取組は?
再整備は今でもできないの?
再整備工事を行うと営業にどういう影響があるの?
それでも再整備したら?
(コラム) 〜移転・再整備 いま・むかし〜
新しい市場には、どんな機能がどれくらい必要なの?
40haの広さを他の市場を比べてみると?
移転先の条件は?(←管理人: 毒がない、に決まってるじゃないですか。最低限の必要条件としては)
豊洲新市場予定地の土壌汚染は?
専門家会議の提言した対策は?
どのように土壌汚染を実施していくの?
土壌汚染対策の具体的な技術・工法
対策は、ここまでカバーしています(←嘘!おまけに変なところに「、」がついてます)
築地から豊洲へ 〜現代のニーズに応えるために生まれ変わります〜
環境に配慮した先進的な市場を実現します
賑わいを創出し、まちづくりにも貢献します
築地市場の魅力を継承し、さらに発展させていきます
(コラム) もっと知りたい!市場のキーワード〜
豊洲新市場に期待すること 〜市場業者さんの声〜
新市場誠意の今後の予定
まったく、この稚拙な見出しが自ら証明するように、嘘も100回繰り返せば真実になる(ゲッペルスの言葉にありました)、という思想でないことをあるかのように捻出しているからこうなるわけです。
本当に怖いとしか言いようがありません。
さらにこちらです。クリックで拡大します。
現在の深刻な問題を、毒の上に市場を作れということに結びつける理由にはなりません。
市場はそこにしか行くところがないんだ、だから未曾有の汚染地域の豊洲東京ガス跡地に隔離する、そこでしか商売ができない、文句を言うな、これはまるでガザ封鎖と同じです。
下記は、だらだらと現在地がだめだとしている中でもかなり悪質な部分です。
これだけでなんくずーっとこんなイメージイラストが続いています。
アスベストの除去など、口がすっぱくなってしまいますがもう築地でも90%は終わっているわけですし、また口がすっぱくなりますが、どこでもやっていることで従来工法で十分対応できますね。
それに、右下にある、「旧店舗と新店舗」の比較イラスト、新店舗には「きらきらマーク」が飛んでいます。
旧店舗では人々もうなだれ、まるで潰れてしまうかのような表現ですが、それは大家さんがテナントに対する配慮と工夫が足りないだけで、これは「超」ひどい、恐怖心をあおる洗脳です。格差を解消しないでおいて、格差が心配だろうと言い放つ、これを一般には「脅迫」と呼びます。
その部分を拡大してみます。
昔、ボードゲーム「人生ゲーム」の初代版に、億万長者か貧乏農場か、という二つの行き先があったのを思い出します。その世代の方が構想・作成したものかもしれません!
さらに技術会議の工法に対してこんなイラストがまとめられています。
東京都中央卸売市場のサイト、
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/gijutsu/gijutukaigi.html
で公開されている分かりにくい資料の代わりに、これをアップしておけばいいのに、と思います。
もし、嘘を書いていないなら、ですが。
国内最大級の新構造遮水壁などなど、だからそうやって人体実験するのはやめてください。
ベンソピレンについてどう書いているでしょう?。画質が悪くてごめんなさい。
完全に対策きそうなことを書いていますが、報道によればこれを技術会議のセンセイ方に教えたのは新聞取材があった、つい先日(たぶん1月)のはずです。
日本で、あるいは世界で未曾有の濃度がこれで対策できることには科学的な検証が必須なはずですがそれはどうしたのでしょう?
技術会議のセンセイ方はお怒りになられなかったのでしょうか。
このイラスト通りが正式見解ということでよいのでしょうか?
さらに不透水層の穴問題、つまり甚大な汚染が大流量の地下水で汚染が拡大している恐れが濃厚、という問題ですが、こんなことを言っています。
・・・ええと、滅茶苦茶なことが書いてあるんですが。
数千年を超える長い年月をかけて堆積した地層の成り立ちを考えれば、不透水層が不連続若しくは存在しない可能性は低いですが、(以下略)
数千年をかけて地球の気温が上下動したために水面の上昇下降の海進・海退を繰り返して、互層(ミルフィーユのような)が砂浜の海岸線沿いに堆積したものですし、粒の大きさによって堆積する場所が変わり、凹凸もできるわけなので、地形は均質にはならず、一般には穴があるとされていますよね?
わたし達が聞きたいのはお東京都様が「どう考えたいか」ではありません。
環境省と財団法人日本環境協会の連名パンフレットにも、不連続な層を示すものがありましたよね。
http://www.jeas.or.jp/dojo/pamph_02.html
これは、先日こちらのエントリー(http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10197386110.html )でも紹介しましたが。
さて、こうした東京ガス跡地の上に作るという市場のクリーンなイメージのイラストです。工場操業時航空写真を列記しておきます。
それに、上のイメージイラストそのものにも異議があります。
やたらと植樹してありますが、東京都の方針では、地表は完全にコンクリートで固めておくということでしたね、汚染防止と液状化防止を両立させるために。
それがあたかも「環境にやさしげ」に緑になっています。巨大プランターを置いてそこに背の高い樹木を植林するんでしょうか?
ちょっと考えただけでも水抜きはどうするのでしょうか、それも地下水管理でやるやると言っているのと同じような巨大なITシステムで管理するというのでしょうか???
汚染がなければいろいろな対策ができますけれど、おかしな話です。
これがなんといってもびっくりの費用比較です。
築地を売り飛ばさないと市場が作れないと言っています。
でも、護岸工事だけでも東京ガスになりかわって600億円投入していましたね。
そのほかにもきっと見えない費用が発生していて、汚染対策はこの数倍かかる可能性がかなり高く、しかも駅浄化対策は費用にあがっていません。
600億円(護岸工事費)と汚染対策が最低で2倍でもあと600億円と液状化対策だって数百億かかるのではないでしょうか。
さらに、バイオ処理(効果が出るまでに数年かかり、複数種の汚染物質に対応させたらさらにかかります)や液状化対策(初期の地かためだけでも2年)を考慮したら実際の費用は膨れ上がり、さらにそれらのために2014年の予想工期では完成しませんから、計画見直しに伴い、また人の稼動に伴い多額の間接費も発生します。容易に費用は逆転し得ます。
さらに、感情論ではあるけれど、ここまで隠蔽があからさまであると、他に数百億円規模のごまかしがあっても「まったくおかしくない」という感想も持ちます。
以上が、東京都の洗脳カラー資料の案内です。
ぜひ、このことを広めて、また抗議していただければと思います。
〜〜〜
・・・そしてこちらは資料とは別ですが、極めつけだです。
東京都中央卸売資料への苦情を申し立てるための窓口が「一時的に閉鎖」されています!!!
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/request/index.html
これでは納税者も消費者もみなさん困ると思いますから、以前技術会議の問い合わせ先として公開されていた情報から引用しておきます。
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でも、この番号も閉鎖されているといけないですね。
さらに念のため、東京都電話番号一覧(組織別)です。
http://www.metro.tokyo.jp/ANNAI/TOCHO/telephon.htm
〜〜〜
ここからは管理人独白コーナーです。
そもそもお金で健康と健全と文化を売り飛ばすのかという話でした。ウェブ掲載用です。
それと、こちらは私見ですが、上の東京都のA3で31枚綴じのカラー資料(いったい一部いくらかかっているのでしょう?)の内容は、どう見ても、「議員を説得する」としても、すでに反対の立場を明らかにしている都議会民主党・共産党などの野党議員には訴求しえない内容になっていると思います。
ということは、自民党、公明党のセンセイ方が、地元に帰って説明できる資料としてこれが用意されている、とどうしても考えたくなります(特に、食の安全には敏感な女性党員の多い公明党さん)。
いくらなんでもまさか築地組合理事長選挙の再投票(9日)に向けても活用されることをねらったのではないですよね?
===
http://www.af