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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20081215.html
2008-12-15
MyNewsJapanの第一回「日本鬼畜訴訟大賞」の第2位は新銀行東京とのことです
MyNewsJapan(と言えば皆さんご存知でしょうけれど、オーマイニュースではありません)に、最近掲載されていた記事は「面白い」ものでした。
MyNewwJapanhttp://www.mynewsjapan.com/reports/971
第一回「日本鬼畜訴訟大賞」最極悪賞に読売新聞社
MNJ編集部 11:01 12/11 200812月8日、2008年「日本鬼畜訴訟大賞」の選考会が東京・月島で開かれ、審査委員による議論と投票の結果、最極悪賞に、言論媒体であるにもかかわらずジャーナリスト個人狙い撃ちで“口封じ訴訟”を連発した読売新聞西部本社が選ばれた。次点の極悪賞には、内部告発をした元従業員に損害賠償請求を行うという暴挙に出た新銀行東京が僅差で選出された。カフェベローチェを運営するシャノアールには「お笑い賞」が贈られた。ノミネート作品全一覧付(EXELダウンロード可、会員限定)。
企業や権力者が裁判制度を悪用して高額訴訟を吹っかけ、個人の口封じ・嫌がらせを図る事例が頻発している。そのような人間の風上にも置けぬ「鬼畜」による訴訟の防止と対策を図るため、ジャーナリズムメディアであるMyNewsJapanは、このほど鬼畜訴訟防止委員会(鬼防委)を結成。手始めの活動として、今年の「鬼畜訴訟大賞」を選出・発表し、“嫌がらせ口封じ訴訟”を仕掛ける組織名を世に広く知らしめることにした。
本年の選考委員は、下記のジャーナリスト4名。
過去に武富士から2億円もの損害賠償を請求される嫌がらせ訴訟を起こされながら完勝した経験を持つ寺澤有氏、同じく武富士に1億1千万円の損害賠償請求を求められながら2年前に勝訴確定した三宅勝久氏、『サイゾー』にコメントしただけで記事すら書いていないのにオリコンから5千万円請求され、まる2年にわたってイジメられている烏賀陽弘道氏、そして、今年に入って読売新聞社から2200万円の請求を受けた、「新聞の偽装部数」問題を報道し続ける黒薮哲哉氏。
いずれも、米国で言うところの、いわゆるスラップ(SLAPP=Strategic Lawsuit Against Public Participation:大企業や団体など力のある勢力が、反対意見や住民運動を封じ込めるために起こす高額の恫喝訴訟)の被告経験者だ。
(略)
2位の「極悪賞」は、10点の新銀行東京となった。乱脈融資で経営危機に陥り、2月には都税から約400億円の追加出資が決定、疑問を呈する報道が活発化した。その情報源が狙い撃ちされた格好で、まさに表現の自由を脅かすものといえる。
概要:
新銀行東京
新銀行東京が、メディアに実名・顔出しで登場して内部告発を行った元行員、XXX氏(40)を、情報漏えいの禁止に違反したなどとして、損害賠償1320 万円の支払いを求め2008年8月、訴えた。北海道新聞などによれば、元行員は「取材に応じたのは、都民がいかに新銀行で損害を被るか分かってもらう公益のためであり、わたしが受けた不当な扱いを知ってもらうため。訴訟は言論の弾圧だ」と反論している。(以下、上記URLで本文をお読みください)
いきなり「鬼畜」という激烈な(苦笑)タイトルには面食らってしまうのですが(それと、やたら裁判で口封じをする伝統芸に長けたごみうり新聞には驚きませんでしたが)、新銀行東京の元従業員の方は、健康被害まで受けられている深刻なケースで、内部告発者が心身を破壊されたことは、大きな見せしめ効果を期待してのことです。
新銀行東京の職場でのモラルハラスメントも尋常ではなかったという点も、雑誌記事で読んでいます。
だいぶ前のエントリーになりますが、ヤメ蚊さんがこのことを名誉毀損訴訟を問題視し、アップされています。
情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)『内部告発者を提訴した新銀行東京〜テレビ局を訴えないのは卑怯だ!』
2008-08-31 22:22:31
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/9df716f04ac2b3c47bc378ca56693cdf
(略)
しかも、新銀行東京の提訴に問題があるのは、この内部告発者が出演したテレビ局を訴えてはいないことだ。
これは、まさに、オリコンに関する発言を編集の上でコメントとして雑誌に掲載された烏賀陽さんのケースと酷似している。烏賀陽さんの場合も、雑誌社は訴えられず、烏賀陽さんだけが訴えられた。
情報を取捨選択して報道したメディアではなく、情報提供者を「圧殺」しようとする態度には憤りを禁じ得ない。
はっきり言おう。新東京銀行は卑怯だ。テレビ局を訴えることができない卑怯者だ。
新東京銀行は、元行員の行為で社会的評価が低下したというが、このような訴訟を起こすことによって、自ら、社会的評価を低下させているわけだ。
たしかに、先の都議会でもイシハラ都知事は、新銀行の構想を自画自賛しかつキレた怒りを示したというような話も漏れ聞いていますが、この内部告発者潰しはまさに東京都クオリティなのだろうかとも思えます。