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(回答先: Re: html test 投稿者 ヤマボウシ 日時 2008 年 10 月 23 日 14:21:58)
Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20081022.html>
2008-10-22
7兆円想定のロンドンオリンピックが金融危機の英国を沈ませる？（そう、東京も退くなら今！）
※引き続き、「もやい」への寄付とカンパをお願いいたします！！
まず年内が目処とのことです。
いくらからでもOKだそうです。
http://www.moyai.net/modules/weblog/details.php?blog_id=384
（もやいの危機について解説したエントリー： http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10147525072.html）
カンパは集まりつつありますが、誰しもが思うように世襲議員の貴族クラブのような与党政治家から正しい手当てへの判断がなされないことをもやいのような団体が埋めています。サポーター会員も募集中とのことです。
欧州が絶好調の頃に計画をされたロンドンオリンピックが危機的状況に追い込まれています。
何も、「金融危機で開催を取りやめるから大英帝国の御威光が潰れる」という点が問題なのではありません。
オリンピックは一度招致を決定されたら、もう断れない（大きな違約金が発生する）というシステムであるため、PFI＝民活（モリソーリが猿真似で日本にも法制化されたPFI、そうです、オリンピックや築地再開発でも、病院の民営化でも、公会堂の民営化でもしばしば話題にしてきたアレです）があてにならなくなって、大規模な公的資金が投入されている、という泣きっ面に蜂どころではない、瀕死の体に鞭を打ち続けるようなものです！
バブルめいた先日の北京五輪の閉会式で、高らかにロンドンで会いましょうというメッセージがあったと思いますが、70億ポンドの民活資金のうち、選手村の5億ポンドのお金が集まっていないことは、以下にいただいたメールを掲載するとおりです。
東京にいると、2016年日本にしかできないオリンピックを、という看板や横断幕やラッピングバスや社内広告やのぼりなどなどなどにいやというほどお目にかかりますが（「オリンピズムの年」であるためです）、万が一、来年の招致を受けてしまったら、この数年で確実に低迷を続ける日本経済が、追加で大ダメージを食らうことを想像しない人はいないでしょう。
撤退するならまさに今ですよ、イシハラさん（新銀行東京でさらに100億の毀損が発生したわけですし）。
というか、計算の得意な関係者のみなさんも取るべきアクションはお分かりでしょう。
関連エントリー：
2008-08-29
『築地の売り飛ばし構想（画像あり）とサブプライム破綻（またちらつく米国系金融機関）』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10132802136.html
このロンドン発のニュースを知ったのはアメリカでニュースを見ていた友人からのメールでした。
以下、引用は管理人によります。
＜メールその1＞
〜〜〜ここから
ＣＮＮでは、この金融危機で四年後に控えたロンドン五輪の
準備が大変なことになっているというニュースを扱っていた。
デベロッパーが資金繰りが立ち行かず、ここでも政府の負担が
うんたらかんたら。
でもって、選手村とかは五輪後は賃貸とかを考えていたんだけど、
その雲行きも怪しいとか。
これはいずれ大きくクローズアップされてくるだろうねえ。
五輪開いて国沈む・・・かも・・・。そしてイギリスといえば、国内にあるアイスランドの銀行の
口座をすべて凍結したんだよねえ。「平時」では考えられないこと
だけど、それなりのブラックマネーが入っていることを知っての
措置でもあるのだろうなあ。〜〜〜ここまで
欧米と日本などの自称先進国で連続して年金や社会保障システムも（国民皆保険も、医療や福祉そのものも）が破綻し始めています。
セーフティネットなど「ぜいたく品」扱いすらされているのに、断れないオリンピックのために血税を投入し続けたり、あるいは断るための違約金を払うはめになるなど狂気の沙汰です。
こんな状況で（アソー総理は3年で経済回復するという根拠なきイメージを語りましたが）、なにしろ、あと1年後から「東京オリンピック」の開催準備をしたら、比喩ではなく、まさにオリンピック貧困やオリンピック飢餓が発生してしまいます。
計算高い人が断りにくいというなら、市民国民全体での反招致の機運を高めなくてはなりません。
彼らが本当の意味で、機を見るに敏ならば、さっさと最終選考から辞退するのでしょうけれど、まったく残念なことにわたし達の住むこの国で大きなお金を動かしている人たちの、決定の遅さや時代遅れのハコモノのセンスを持ち合わせているわけですから、やはり
ロンドンオリンピックの件、該当する英語ニュース（CNNではなくAFPニュースですが）を後段に引用しますが、まずニュースを知った識者からの情報を先に転載します。
＜メールその2＞〜〜〜ここから
ロンドンでは総額７０億英ポンドの民間資金を当て込み、オリンピックの準備が着手したばかりだというのに、５億英ポンド程度の選手村資金ですらもう既に集まらないという事態に。
これは大変な事態ですね。あと４年後に迫るオリンピックに経済の回復の予測も出来ないままに、どんどん税金が投入され・・・。
（候補地に決定すると、解約できない！解約には高額な違約金が発生）
亡国の構図です。
他にも税金総額９３億英ポンド税金が予定されているようですが、経済崩壊で税収の見込めなくなる状況で、国の財政に大きな負担になるのは避けられにことだと思われます。またオリンピック経費は当初予算から大幅に膨らむことはどの国にもあることですが、特に民間資金をあてに出来ないこの状況では、さらに状況は酷くなるでしょう。
同じ英語圏のアメリカへの影響も大きいと思われます。世論も「オリンピックどころではない」ということになるでしょうから、オバマの地元とは言え「２０１６シカゴ招致」は返上するかも知れません。日本に押し付けられることは充分注意した方がいいと思います。
オリンピック支援は政府によって「閣議了解」を発表されていますので、インフラ整備への出費も含めて、国の負担も大きい、国政ﾚﾍﾞﾙの話です。
東京の招致ファイルにもオリンピック選手村とメディアセンター（管理人： そのためにも築地移転が必要だというのがイシハラ都政の言い分です）は、民間資金活用として、PFIの導入で建設が予定されています。そもそも基本構想自体は東京がミニバブルで沸き立っていた時のもの。申請ファイル時にはバブルの陰りが見え始めたころで、さすが築地に予定されていたメディアセンター、バブリーな高層ツインタワー（１３０００m2）は売り払う目途も立たなくなってか、一気に低層に縮小しました。（オリンピック使用後は商業施設として売る算段には代わりはないようです。）
選手村１７０００名収容については、当初予定していた１８５００名から僅かには小さくなりましたが、ざっとの推定で４０００戸のファミリー住宅（３ＬＤＫ程度）の建設となります。この不動産大不況の状況、バブルの供給過多で、マンションの投売が始まっていることを考えると、ロンドン同様そうやすやすと民間参入をあてに出来るのかが疑問です。
〜〜〜ここまで
東京オリンピック申請ファイルからの抜粋データです。
環状2号線（マッカーサー道路）の築地市場を貫いての豊洲候補地への延長も、このオリンピックでの一山当てよう計画の一環です。
下記がロンドン五輪の関連ニュースです。IV - 会場
選手村：
コンセプトと大会後の利用
選手村は、“結び”クラスター（会場群）内にあり、オリンピックスタジアムから２km、オリンピック・シャトルバスで４分の有明北地区に建設される。ほとんどの会場に20分以内でアクセスすることができる。選手村は、住宅開発用地に指定された約31haの都有地に、ユニバーサル・デザインの考え方に基づいて建設され、大都市東京の中で、水辺と緑にあふれた環境を最大限に活かした、持続可能な住宅開発のモデルとなる。
車両のアクセスは、選手村の安全を確保しながら、選手、関係者、VIPの円滑な動線を確保するとともに、作業や物流運営が効率的に行えるよう、慎重に検討されている。
選手村は、17,000人以上の収容能力があり、全ての選手にくつろぎの場を提供する。計画では、部屋へのアクセスを何よりも優先している。大会時、選手の宿泊は、建物の9階部分までを使用し、エレベータで容易に移動できるよう作られる。各室は、防音性と居住性を確保し、選手の最適なコンディションづくりを支援する。
選手村には、トレーニング施設、レジャー施設、ショッピング・センター等を設け、環境に優しい車両で、村内を循環できる交通システムをつくる。また、環境への負荷を最小限にするため、選手村内では、太陽熱利用、太陽光発電の供給や、再生水や廃棄物利用が行われる。オリンピック大会後には、「スポーツ」、「環境」、「ユニバーサル・デザイン」の考え方を引き継いだ、環境共生型の住宅エリアとして、広く都民に提供される。
選手村の建設資金選手村は、大規模再開発プロジェクトの一環として民間資金によって賄われる。
代替宿泊施設
東京以外のサッカー会場では、各競技会場近くの4つ星以上のホテルが利用可能である。IBC及びMPC：
コンセプトと大会後の利用
IBC及びMPCは、東京都中央卸売市場築地市場の移転跡地に建設され、“結び”クラスターの中にある。敷地面積は約23haと十分な広さを確保し、IBC及びMPCいずれも低層構造をとることで、報道関係者が円滑に移動できる動線を実現する。また、近隣の既存ホテルに十分な数の部屋数が確保できるため、メディア村は不要である。
IBC及びMPCからオリンピックスタジアムまでの移動時間は、専用シャトルバスで4分である。他会場へのアクセスも非常に便利であり、ほとんどの競技会場に20分以内、選手村には10分以内で到着できる。加えて、ファッションや食などの日本の文化、商業を代表する繁華街「銀座」からも至近距離という素晴らしいロケーションである。
IBC及びMPCと各競技会場との間には、高速で大容量の光ファイバー網が整備され、信頼のおける快適な通信環境を提供する。また、オリンピック競技大会を伝えるメディアのあらゆるニーズに24時間体制のサービスで応える。
オリンピック競技大会終了後、IBC及びMPCは、コンベンションセンター、オフィスや商業施設等としての活用を予定している。
建設資金
IBC及びMPCの建設資金は、全て民間資金により調達される。
Credit crunch forces London Olympic bosses to recalculate
Oct 8, 2008
http://afp.google.com/article/ALeqM5h-AJccZ-_3tearpo_jnvXr4BWXHwLONDON (AFP) ― London's Olympic chiefs are having to rework their budgets as the global credit crunch squeezes private funding for the 2012 Games -- although Team GB's success in Beijing has helped boost the coffers.
The government expects about seven billion pounds of private sector money to go into the Olympics and the regeneration of the area around Stratford in east London.
But fears are growing that, as banks worldwide stop lending, developers are struggling to come up with the cash, and taxpayers will have to step in.
The one-billion-pound Olympic Village, which will provide accommodation for 17,000 athletes, is proving the biggest headache as Australia's Lend Lease, the preferred developer for the project, reportedly struggles to find the money.
A government study published in July warned the deal with Lend Lease -- which had hoped to recoup some of its investment by selling on some of the accommodation after the Games -- was "significantly affected by the downturn in the financial and property markets since the turn of the year".
"Fundamentally, we originally expected to have quite big sums of private sector funding for the Olympic Village and for the media centre," said John Armitt, chairman of the Olympic Delivery Authority (ODA).
"The consequence of what is happening in the markets means that the availability of funding is more difficult -- that is not to say that it is not available but, if it is available, it is available on harsh terms."
The ODA, which is responsible for the infrastructure of the London 2012 Games, planned to put in 500 million pounds for the Olympic Village and media centre, with the private sector picking up the rest.
But this balance will likely change, with extra public funds provided from a two-billion-pound contingency fund.
Discussions were "going on with banks", Lend Lease and the preferred developers for the media centre, Armitt said, adding that the solution was likely to see "an element of contingency funding required".
But he stressed that the total 9.3-billion-pound budget for the Games -- the majority of it being paid for by taxpayers -- will not increase.
Work has already started on the Olympic Village, and the government insists that any budgetary reorganisation will not affect the scheduled construction.
Meanwhile LOCOG, the committee responsible for actually putting on the Games, is confident of sticking to its two-billion-pound budget, noting Team GB's haul of 47 medals -- including 19 golds -- in Beijing has helped.
"In terms of staging the Games, at the moment there's been no impact (from the credit crunch)," a spokesman told AFP. About half of the money expected to get through sponsorship -- a third of LOCOG's total budget -- has been secured.
"We all recognise the economic environment is difficult but so far, following the success of Team GB and the Paralympic Team GB, we have had quite a lot of interest since Beijing for joining the commercial programme," he said.
Other projects also appear on course. Westfield, the developers building the 1.45-billion-pound retail complex at Stratford that is due to act as the "gateway" to the Games, said it was "completely confident" of its funding.
The head of the International Olympic Committee, Jacques Rogge, is also optimistic, telling reporters last month: "The (London) Olympic construction authority is looking for more funding but the latest report we had is that they would manage in finding the proper funding."
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