★阿修羅♪ > テスト14 > 388.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: Re: test 投稿者 ヤマボウシ 日時 2008 年 8 月 24 日 12:34:34)
Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20080823.html
(転載者註:転載上、不必要な部分は省略しました。)
築地市場仲卸向けの説明会で配布された「豊洲汚染」の資料の大いなる嘘とツッコミ
「仲卸向け説明会」というもので情報公開の体裁だけを整えようとしている東京都ですが、単にいいかげんな資料を配布して、市場の方々が移転に賛成されている、というなすりつけをしようとしているだけなのは、かつて現地再開発を勝手に東京都がやめたのを市場の方々の意図だという大嘘をでっち上げ、なのにそのことがメディアにも騒がれないで済んだことに味をしめたためではないか、とも思われます。
その説明会も回を重ねるごとに突っ込みどころは増え、今はさらに赤ペンだらけになっていると思いますが、配布資料にだまされないための正誤表(ボランティアベースのもの)をこちらでも紹介します。
まず1ページめです。
対策案に対して「手厚い」というのが嘘で、現時点では未検収の「報告書案」なのに報告書と確定したかのように書いてあるのが大きな嘘です。
「いであ」の受注時発表から、請負業者の報告書検収がまだ終わっていないことは十分分かります。
東京都 豊洲新市場予定地 汚染土壌・地下水調査
(2008年1月31日木曜日 日刊建設工業新聞4面)(転載許可取得済み)東京都は30日、「豊洲新市場予定地における土壌・地下水詳細調査(その1)、(その2)、(その3)」の各業務の委託先を希望制指名競争入札で決定した。3業務ともWTO政府調達協定の適用案件で、その1は2億4,600万円でいであ、その2は3億2,000万円で応用地質、その3は3億8,900万円で日立プラント建設サービスが落札した。調査期間は9月30日まで。……
それに、円グラフで示された対策範囲が間違いなのか恣意的なのか、処理範囲があからさまな違法(あるいは脱法的に)に狭くなっています。10倍までは行わないと書いてあります。
ここに加えて、いんちきでない調査たとえば、シアンの「超過率」がさば読みされなければ、基準値を超えた部分はもっともっと広がります。
WHOの勧告やそのほかのまっとうな基準で有害物質を明確に指定して測定したら、それよりさらに広がることだってありえます。
円グラフの1/10程度(といっても、10箇所に1箇所がアウトなのですから酷いものであると言わなくてはなりません)では到底済まされず、最悪ではほとんどの土地が大幅にNGということになります。
予防の原則から言えば、市場提供者である都は直接間接の市場利用者である全員に、市場原理や効率よりは安全性を提供しなくてはなりません。
安全に対しての複数基準がある場合には、厳格なほうおの基準を採用することに「非効率」という理屈は通用しません。
また、一方で、(先日勉強会でもお話があったということですが)リスクベネフィットの原則とは、リスクもベネフィットも同じ側が負担または享受する際に初めて適用が検討されうるわけですが、今回はリスクをかぶるのは生産者販売者消費者、かたやベネフィットを得るのは利権者(都を含め)ですので、立脚すべき前提が成立していませんからその議論を用いることはできません。
「お前が損をすれば俺が得をする」という構図の中では、前者と後者の損得を単一の観点で大小比較ができないからです。
さて、2ページめがこれもまた嘘ばかりの図解ページです。
汚染範囲の記載がないばかりでなく、有楽町層を不透水層だと言っています。何回客観的な材料で否定されても同じ嘘がつけるその精神力に感服します。
また、現時点で注目すべき点はその嘘とともに、水道管が現行の地下水(10000倍のベンゼン汚染など!!)に埋没していることです(水道管と水面は現状を元に手書き追記)。
(拡大表示)
この地下水を永久にポンプでくみ上げ続けて、しかもい水道工事は市場を作ってから廃場するまで一回も止めないと主張する(だって陽圧し続けるというのですからねえ)、というおそるべき案です。
地下水対策です。水と土と人間との絶え間ないバトルを繰り広げつつ、100%の勝利を収められるとしているのがこの方式の意味です。
3ページめです。
「こんなにエライ先生を連れてきました」という権威付けで終わり。しかも肝心のリスクを述べたところもおかしなことだらけです。さらに透水率についてもいんちき表示が!配布された現物ではこちらがカラーになっています。もちろん赤ペン突っ込みなど「親切に」書き込まれていない洗脳資料が配布されるわけです。
A3でカラーで3枚、権威付けはとりあえずなされていて、素人目には難解なことも連ねがらも、事実と異なる安全性をうたった部分に黄色い線が引かれているというもので、・・・お役所がまさかそんなにまで露骨な嘘をつくわけがないでしょう、という通常の市民の常識的な感覚を悪用しています。
※専門知識のある方からのメッセージをこの数日のエントリーでいただいていますので、またさらにまとめます!
しばらくお待ちください。
〜〜〜
ここからは古いほうの図です。
配布物(配布物を市場関係者以外の都民に知らせてはいけない、などという都からの恫喝だか依頼だかも、まったく意味が分かりません)の1ページめです。
2ページめの元の図です。
土壌汚染対策構想図(元の図)
地下水対策構想図(元の図)
3ページめ(元の図)