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連日、冬らしい日が続いている。寒いとどうしても人間は活動が鈍るようである。子供のころ習った童謡の「雪やこんこん。霰やこんこん。降ってても降ってもまだ降り止まぬ。犬は元気に外駆け回り、猫は炬燵で丸くなる」(注意:歌詞は古い記憶なので、間違っているかもしれない)を思い出す。しかし、私が育った新潟県十日町市の雪は深く、犬でも外を駆け回るという訳にはゆかなかった。それは特別だとしても、人間はどうも猫に近いようである。 この土日、郷里十日町市では雪祭りが開催されている。札幌の雪祭りは有名だが、十日町市の雪祭りはそれよりも歴史が古く、自衛隊の手は借りず市民の手作りの雪祭りである。このことはWikipediaでもハッキリと書いてあった。豪雪の度に、“雪祭りなどやっている場合ではないだろう”という声が必ず起こるのだが、“いや豪雪だからこそ、雪なんかに負けないでやろう”という声が強くなり、豪雪のために中止されたことは一度もない。中越地震で大きな被害を受けたときでも、多額な費用がかかる雪上のカーニバルは中止されたが、本来のつつましい“市民の手作りの雪祭り”は止められることはなかった。これが十日町市の“雪祭り”の心意気である。真骨頂である。 寒さのせいか、率直にいってアクセスが少なくなっている。水商売の“二、八月”と同じなのであろうか。どう考えてもインターネットに関しては、寒さも経済的理由もないと思うのだが、これは私のサイトだけでなくウォッチしているサイトも同じだから少し心配をしている。アクセスが少なくなると気勢が殺がれることは否めないが、それでも多くの方々がアクセス下さるのであるから、かえって真剣になる。今日は出張で朝早くから出かけなければならないので、少し早く起きてこれを打っている。東京はもちろん雪は降ってはいないが、しんしんと寒いことには変わりない。そんな中、甲府から力強いニュースが伝わってきた。
例の“つなぎ法案”が揉めたときなされた衆参両院議長の斡旋(あっせん)をめぐって、与党内やマスコミの間には「税制関連法案――具体的にはガソリン税などの暫定税率維持が盛り込まれている租税特別措置法改正案の年度内成立を担保したもの」と受けとめる節がある。要するに野党は3月31日までに租税特別措置法改正案を参議院本会議で採決するということだ。野党がこの法案を採決すれば、与党は待ってましたとばかり、衆議院で再議決して成立させることは明らかである。そう簡単にはいかないのである。衆参両院議長が暫定税率維持を事実上決めるような斡旋をする筈がない。そんな権限は両院議長にはない。参照:永田町徒然草No.694「悲観も落胆も無用」 今日はこれ以上のことを敢えていわないことにするが、要するに戦いはすべてこれからなのである。衆参両院の予算委員会や財務金融委員会や総務委員会における審議が戦いの場なのある。野党の実力を伴う行動は実際問題としてあまり効果はない。国会における戦いは、あくまでも骨太で緻密な理論と国民の心情を代弁する迫真の論戦なのである。迫真の論戦に数は関係ない。あくまでも議論の質が、論戦の勝負を決める。野党の論戦をみていると、衆議院では数に押されやはり萎縮し、、参議院では数に奢り緻密さを欠いているような気がする。そんなことではいけない。迫真の気合の入った論戦を願わずにはいられない。 それでは、また。 |