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雇用不安の時代になぜ… 宮城県職員の中途退職急増 【河北新報】
http://www.asyura2.com/08/social6/msg/511.html
投稿者 きすぐれ真一 日時 2009 年 2 月 24 日 01:04:39: HyQF24IvCTDS6
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000001-khk-l04

雇用不安の時代になぜ… 宮城県職員の中途退職急増
2月23日6時13分配信 河北新報


 宮城県は、2008年度一般会計予算に計上していた県職員人件費を32億2500万円減額する方針だ。このうち職員の中途退職で生じた減額分は概算で15億円あり、全体の半分近くを占めている。財政難に直面している県だが「思わぬところで経費節減になった」と素直には喜べない事情があるようで…。

 本年度の県の中途退職者は表の通り。
 県教委が200人に1人、県警が167人に1人なのに対し、知事部局は70人に1人が定年前に職場を去った勘定だ。前年度比1.5倍に膨らんだ知事部局の突出ぶりが目を引く。

 民間では、非正規労働者らが大量失職。緊急雇用対策で県が打ち出した臨時職員の採用には、36人の募集枠に47人が詰め掛けた。

 採用されたばかりの臨時職員は「このご時世に、身分の保障された公務員が、どうして退職するの」と首をかしげる。

 知事部局の中途退職71人の内訳は在職死亡2人、懲戒免職2人、自己都合による退職67人。人事課は「個人的な事情を細かく聞くわけにもいかない」としながらも「病気を理由とした退職者が急増している」と指摘する。

 県幹部も「一昔前に比べて仕事のストレスやプレッシャーに押しつぶされて職場を去る人が格段に増えているようだ」と語る。

 経費節減のため職員数を縮減。その結果、1人当たりの仕事量が増加。ストレスで精神や体調を損ねて退職。退職者の急増で想定外の経費節減…。「病める公務員職場」の悪循環に財政課職員の表情も複雑だ。

最終更新:2月23日6時13分
 

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