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【「事情が変わった〜!」「最終面接なカッター!」「採用だめっサーンス!」】仏大手製薬の日本法人が、髭男爵の漫才みたいな展開で採用選考中止
就職活動中の学生たちにはお気の毒だが、ここに示す外資系大手製薬の
ふるまいは、まるで髭男爵の漫才ネタみたいな展開だ。
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山田ルイ53世 「わが、お貴族のお屋敷でも、下僕を新規採用するに決めたザンス。
おい、ひぐち君、下僕にふさわしい学生をあつめてきたまえ」
ひぐち君 「ルイ様、もうとっくに集めてありますです。 おフランスの会社ざんすョと
言って宣伝したら、イヤミみたいな顔したガキどもが数千人も
あつまってきました。 いろいろ理由つけて振り落として、すでに
採用候補を数十人にまで煮詰めました。」
山田ルイ53世 「おお!トレビアン! じゃ〜ひぐち君、あと最終面接たのむわ」
ひぐち君 「でも閣下、せっかく採用しても、うちらの稼ぎじゃ下僕の給料でませんぜ。
うちらも上からピンハネされて、こんだけテレビ出ててもピ〜ピ〜だし」
山田ルイ53世 「なに? じゃあ事情が変わった! 最終面接なかったことにしちゃお〜」
ひぐち君 「了解しました。 じゃ〜ぼくの十八番いきます。
最終面接なカッター!」 (←ひぐちカッターのポーズ)
山田ルイ53世 「も〜それイイっちゅーに!」
山田&ひぐち 「採用だめっサ〜ンス!」
カチ〜ン (←ワイングラスぶつけて乾杯オチ)
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最終面接まで行った学生は、もう半分「内定」したに等しい。
すくなくとも学生本人はそう信じて、この企業(サノフィ・アベンティス)の
最終選考突破だけに気力を集中させ、“就活”の最終段階を乗り越え
ようとしているだろう。
ところがサノフィ・アベンティスから、そんな学生のもとに突然通知がとどく。
「このたびは弊社への就職活動にお努め下さりありがとうございます。
弊社の都合により最終面接は中止になりました。
他社への就職活動が成功されますことを心より願っております。」 とか何とか……
かくしてフランス系外資大手製薬への入社に胸ときめかせていた
学生たちは、全員、「就職浪人」でござる。
あんまり浪人が増えちゃうと、倒幕運動が起きちゃうよw
ルネッサ〜ンス!
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みんなの就職活動日記
http://www.nikki.ne.jp/
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http://www.j-cast.com/2009/01/23034148.html
大手製薬会社が「最終面接中止」 「就活」環境悪くなるばかり
2009/1/23
「派遣切り」に続いて、新卒学生の採用内定を取り消す「内定切り」が問題化するなか、選考を通過して最終面接までこぎ着けたのに、「採用計画が変わった」として「最終面接中止」を言い渡す外資製薬企業もあらわれた。採用予定人数をしぼって採用計画を発表する企業は少なくないが、一度始まった選考作業を途中で打ち切るのは異例だ。採用環境が急激に悪化していることを浮き彫りにした出来事だ。
●最終面接に残れば、半分は内定をもらえる
選考作業の打ち切りが明らかになったのは、仏大手製薬会社「サノフィ・アベンティス」日本法人(東京都新宿区)。サノフィ・アベンティスは04年、仏製薬大手サノフィ・サンテラボが、同アベンティスを買収して誕生。調査会社のユート・ブレーンの調べによると、07年度に同社が全世界で売り上げた医薬品の額は434億ドルにのぼり、米ファイザー社(444億ドル)に次いで、世界第2位という規模だ。全世界の従業員数は約10万人で、日本法人では約3000人の社員を抱える。
突然の採用停止が決まったのは、臨床開発職。製薬会社ではMR(営業)職など複数の業種が存在するが、その中でも開発職は「花形」とされる。J-CASTニュースの調べでは、例年は2500〜3000人の応募者の中から、4〜5人程度しか採用されない「狭き門」。もっとも、同社では「採用人数は非公表」とコメントしている。さらに、2006年4月〜08年4月の3年間は、新卒入社自体がなかった。09年4月には4人が入社するとみられ、現在行われている採用活動は、2010年4月に採用予定の「復活2年目」。筆記試験や面接など選考作業が進み、少なくとも8人に、最終面接の案内が行われたとみられる。
ところが、同社コミュニケーション部の説明によると、採用面接2日前の09年1月20日になって、「医療費の抑制など、急激な外部環境の変化が起こった」として、開発職の新卒採用の中止が決定。同日、応募者に対して、電話で「最終面接中止」が連絡されたという。 同社のある社員によれは、採用があった過去数年の開発職の最終面接には10人程度が呼ばれ、倍率は2倍程度。つまり「半分は内定している」とも言える状況で、学生にとってはショックが大きい。
●「連絡を受けた時、正直、頭の中が真っ白になりました」
就職活動に関する情報サイト「みんなの就職活動日記」には、「面接取り消し」を受けた学生のものとみられる悲痛な書き込みが並んでいる。例えば、こんな具合だ。
「臨床開発職は世間に数多くあれど、サノフィのvalueで働くことができる臨床開発職は、サノフィにしかない。サノフィでしか実現できない夢もあると思う。
連絡を受けた時、正直、頭の中が真っ白になりました。
切替えに時間がかかるかもしれませんが、また心底働きたいと思えるような会社を探したいと思います」
「いままでの選考に費やしたお金・時間・労力を返してほしい。何も最終まで呼んどいて。景気が悪いからと言って本社フランスの言いなりになる、最悪最低の会社だと思います」
掲示板上では「フランスの本社の意向で採用中止が決まった」との声がある一方、同社では「今回の採用中止は、日本法人の判断によるもの」と説明している。
前出の同社社員も、
「開発職は高倍率なだけに、応募者は会社への思い入れも強い。さらに、製薬会社を受ける人は、製薬会社しか受けない人が多く、今後の活動が心配だ」
と、同情的だ。
文部科学省が09年1月23日に発表したところによると、全国の大学や短大を卒業予定の学生のうち、753人が09年1月5日までに内定の取り消しを受けたことが分かっている。それ以外にも、「内定辞退を示唆」「採用時期の後ろ倒し」など、企業から何らかの連絡を受けた学生も456人にのぼっている。
今回の「最終面接取り消し」のようなケースを踏まえると、今後も、就職活動の環境が厳しくなるのは間違いなさそうだ。
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