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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/138954.html?_nva=57
札幌市が区役所窓口でホームレスに人材派遣業者を紹介していた問題で、市は五日、二〇〇二年度から昨年八月までの間、七区役所が相談に訪れたホームレスに派遣業者を紹介したとする調査結果をまとめた。書類が残っておらず正確な件数は不明だが、紹介は少なくとも百件近くになるとみられる。職業安定法は無届けの職業紹介を禁じており、市は昨夏以降、不適切だとして紹介を取りやめた。
昨年九月、中央区と北区が東京と愛知県の派遣業者二社を紹介していたことが明らかになり、市が実態調査してきた。それによると、中央、北、東、南、西、豊平、白石の七区が、この二社の両方またはどちらか一社を紹介していた。年間紹介件数が多いのは中央区と北区で十件ほどだった。市は「業者の住所や電話番号などの情報提供にとどまっており、法律上の職業紹介にはあたらないと判断しているが、誤解を招きかねず不適切だった」と説明している。
紹介は、二社が各区に営業に来たことがきっかけ。区の担当者はホームレスに住み込みで働ける仕事先として業者の情報を伝えていた。市には〇七年春にホームレス支援団体から注意があり、派遣された人から苦情も来ていたが、昨夏に問題が表面化するまで続けていた。
別のホームレス支援団体の女性は数年前、ホームレスの男性と生活保護を申請に区役所に訪れた際、派遣業者を紹介された。男性は半年ほどで「待遇が聞いていたのと違う」と帰ってきたといい、女性は「当時、市からこの会社が派遣業者だという説明もなかった」と話している。市保護指導課は「詳しい記録がなく、担当者が何を説明したかは分からない」としている。
―引用終わり
劣悪な条件で働いている人がいたら、辞めてきちんとした仕事に就くように勧める、その間は生活保護を支給する、これが真っ当な福祉事務所の役割ではないか。