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天皇陛下75歳に 「働く機会持ち得ない事態…心痛む」
2008年12月23日5時28分
http://www.asahi.com/national/update/1222/TKY200812220233.html?ref=goo
天皇陛下は23日、75歳の誕生日を迎えた。今年は体調を考慮し記者会見をやめ、宮内記者会に文書で感想を寄せた。この一年を振り返り、世界的な金融危機に伴う経済の悪化について「働きたい人々が働く機会を持ち得ないという事態に心が痛みます」と案じ、「皆で、この度の困難を乗り越えることを切に願っています」との思いを述べた。
ストレスによる胃腸炎と診断されたご自身の体調については、「私の健康について人々が心配してくれていることに感謝します」と謝意を表すとともに、最近の体調は「ひところに比べて、良くなってきているように感じています」と述べた。
ご自身やご家族については、「昨今、私や家族の健康のことで、国民に心配をかけていることを心苦しく思います」と述べたうえで、「私も、皇后も、将来重い立場に立つ皇太子、皇太子妃の健康を願いつつ、二人の力になっていきたいと願っています」と皇太子ご夫妻を気遣った。
さらに、6月に起きた岩手・宮城内陸地震について触れ、「冬を迎えて仮設住宅住まいを余儀なくされていることを案じています」と被災者を気遣った。また、北京五輪やパラリンピック、日本人のノーベル賞の受賞について、「多くの人々に明るい気持ちと励ましを与えたことと思います」と振り返った。