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出版界最大のタブーに挑戦 : 『セブン-イレブンの正体』を発刊
『セブン-イレブンの正体』
まるで現代の蟹工船 出版業界最大のタブー企業の闇を暴く
年間2 兆4000 億円を売り上げる世界最大のコンビニチェーン・セブン‐イレブン。
その高収益の「裏側」はタブーで塗り固められ、メディアで取りあげられることはない・・・
(「週刊金曜日」宣伝用チラシより)
(著者より)
「週刊金曜日」の不定期連載「セブン―イレブンの正体」が、遂に単行本になりました。「セブンイレブン・・・」と銘打ってはいますが、指摘した問題点は、基本的に全コンビニ・チェーン共通のものです。売れ残り、廃棄される商品にまでロイヤリティが課せられる「ロスチャージ」、ついに発覚した「差額」の存在により、いよいよ否定できないところまで強まった「ピンハネ疑惑」。この二つの詐欺的手法により、本部が巨額の利益を得る一方、ほとんどの加盟店オーナーは驚くほどの低収益に甘んじ、休みなき過酷な労働を強いられています。
本書はこの二つの問題を中心に、小売業最大手企業が隠していた実態の数々をルポしたものです。ぜひ一読をお願いします。(古川琢也)
〈目次〉
1.“本部一人勝ち”の金儲けのカラクリ
2.加盟店からの不当ピンハネ疑惑
3.人気商品「おでん」の裏側
4.「オーナーを監視せよ」 黒い社内体質
(コラム)セブン―イレブンを見限る加盟店オーナー
5.使い捨てられる取引業者たち
6.四六時中見張られる商品配送ドライバー
7.“鈴木敏文王国”に屈する大メディア
8.意見封じられる「24時間営業」問題
(あとがきにかえて)潜入ルポ セブン―イレブン弁当工場の内側
http://www.labornetjp.org/labornet/news/2008/1228799424911staff01