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12月6日2時26分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081206-00000008-mai-soci
労働組合に加入したために不当に解雇されたとして、愛知県岡崎市の日系ブラジル人、緒方忠行さん(65)が5日、労働者派遣会社「イオス」(同県稲沢市)を相手取り、地位保全などを求める仮処分を名古屋地裁に申し立てた。
申立書によると、緒方さんは07年4月入社。妻(57)とともに弁当製造販売「プリムイソベン」(名古屋市)岡崎工場へ派遣された。今年4月、妻が労災事故に遭い、就労時間を短縮された緒方さんは6月23日、個人加盟の労組「名古屋ふれあいユニオン」に加入。労組側が団体交渉を申し入れるとイオスは同25日、緒方さんに解雇予告を通知した。いったん撤回されたが、イオスは緒方さんが妻の介護で夜間就労ができないことを知りながら就労時間の変更を打診。緒方さんが拒否したことを理由に7月4日、緒方さんを解雇した。
弁護側は「労組に加入し、団体交渉を求めた直後に解雇されており、組合活動が解雇の理由なのは明らか。(労働組合法が禁止する)不当労働行為に当たる」と主張。イオス側は「弁護士にすべてお任せしている」と話している。
【式守克史】