| Tweet |
TUP速報でご一緒している向井さんからの投稿を転載します。
かつてご一緒した萩谷さんも、大阪の酒鬼薔薇はA少年ではないという
冤罪説を訴えていらっしゃいました。
弱者を犯人に仕立て上げて、というのはオーストラリアはタスマニアで
起きたポート･アーサーの銃撃事件（犯人は警察側！という陰謀だった）
を見てもよくわかります。
濡れ衣を着せられて人生をメチャメチャにされ、経済的にも困窮という
このご夫婦に、可能な方は少しでも支援をお願いいたします。
以下、転載します。
千早
=====================================================
横浜在住のナイジェリア人冤罪事件その後
皆様
以前に、ある冤罪事件の被害者に対する支援のお願いをしたことがあります。
日本に１８年間暮らし、横浜でバーを経営していたイドゥボさんというナイジェ
リア人の事件です。
私は、すべての人が人間として尊重される社会を実現するためにできることをし
ていこうとしたときに、皆さんとそれぞれのメーリングリストで出会いました。
この問題もひとりの人が不当にも生活を破壊されている、「警察と司法が一緒に
なって、一市民が私怨をはらすために裁判を利用することを手助けしている」事
件だと考えて皆さんに支援をお願いしました。そこには以前に投稿したように排
外主義の存在も感じられます。（その投稿をしなかったMLもあったかもしれませ
ん。冤罪事件を仕組んだ人物が「ここは日本で、私は日本人なんだ。おぼえてろ
、絶対後悔させてやる」といった文面のメールをイドゥボさんに送りつけた、と
いう話です。）
その当時係争中だった裁判は結審して当事者ら（イドゥボさんとポーランド人の
妻ルシナさん）は新たな困難に直面しています。ご報告をさせていただこうと思
います。
まず、裁判の傍聴などでご協力いただいた方々に心よりお礼申し上げます。ルシ
ナさんはそのように支援してくださる方の存在を知ったとき、「再び人を信頼す
る気になった」と言いました。私たちは結局破壊された二人の生活を元に戻すこ
とはできず、その困難を取り除くこともできていないのですが、まったく孤独で
不当な処遇への怒りに苦しんでいるとき、たとえ心のサポートにしかなっていな
いにせよ、皆さんにお願いして裁判の傍聴などご支援をいただきよかったと思っ
ています。ありがとうございました。
高等裁判所への控訴は却下され、横浜地裁の一審判決には問題はなかったとされ
ました。この時点で、警察の甘言による虚偽の供述調書作成や証拠隠滅、物的証
拠の不存在、悪意ある者の申し立てのみを一方的に根拠としていること、などを
再度審理するよう求めても何の甲斐もなかったのです。
最高裁に訴えても見込みがないことはほぼ確実という弁護士さんの見解もあり、
本人らは少しでも長く面会できることを目的に控訴しましたが、ルシナさんの在
住許可申請の手続きを新規に開始した頃に取り下げました。名誉を回復するには
別の裁判を起すしか方法がないと理解されています。（冤罪を仕組んだ人物と共
犯者を偽証罪で訴えるという道筋になります。その場合は証拠集めが必要になり
、それには携帯電話の記録がプロバイダ側にも残っていない、当人らの所在が不
明などまったく状況は不利で、よほどの資金を投入して探偵を雇うなどしないか
ぎり不可能に思われます。起こっていない犯罪を起こっていないと証明すること
は困難なものです。）
私怨というと本人に落ち度があったと想像されるかもしれませんが、イドゥボさ
んの２６０ページを超える手記を読むと、本人と店の名誉が傷つくようないいが
かりをつけられたため、真実を話して名誉を守ったことが恨みをかった原因だと
わかります。問題の女性がイドゥボさんの名誉にかかわるウソをついた動機は、
交際相手に他の男性との交渉を隠す必要でしたから、イドゥボさんに責任のない
話です（詳細：http://www.jc-i.jp/nigerian_enzai/j_index.htm）。
●現在、イドゥボさんは懲役３年の刑が確定
●横浜の店は閉店に追い込まれ（主に財政問題で地代が払えなくなり）
●ルシナさんはできるだけ夫に面会に行けるよう努力しています。
（準強姦という罪を着せられたのですからいやになって離婚、帰国する場合もあ
るでしょうし、現に警察は供述書にサインさせるとき、妻の心が離れているよう
だから早く出たほうがいい、サインすれば釈放するとウソをついています。しか
し、彼女の夫に対する信頼はまったく揺らいだことがなく、いかなる理由でも国
家でも夫婦の仲を裂くことは許されないはず、ときっぱりしています。彼女の実
家も含めて、この事件を不幸とは思っても不和の種とはしていないことがせめて
もの救いです。）
彼女の在住資格は資格ある者の配偶者としてのものですから、夫が刑に服してい
る状態では更新できません。新たに独立して取得するための手続きに入っていま
すが、これも弁護士などの支援なしには無理かもしれません。
その場合は観光ビザの更新を繰り返して夫に会い続けると言っています。
今、彼女の実家も母親の入院を控え、サポートができず、日本の友人らにはこれ
以上頼れない状況で、私物の始末（ポーランドへの輸送、処分など）さえ支払い
に窮しているようです。
何かと心細く、今後の事態打開のためにも資金が必要です。
もしご協力をいただける方がありましたら、下記の口座を使用して募金をお願い
致します。取扱責任は向井です。第１次は今週末で締めて手渡す予定です。
****************:
横浜銀行 洋光台支店
店番号と口座番号は
343 1545906 です。
口座名義は YuYu Support Fund です。
振り込むときのATMの動作は次のとおりです。
●横浜銀行の支店から午後３時前に振り込むとき
上の番号を入力すると口座名義が表示されて、間違いないか確認できます。
ただしアルファベットで YuYu Suppo までが表示されます。あとは省略されます。
●横浜銀行の支店から午後３以降に振り込むとき
上の番号を入力。後も手入力となります。
「英数」ボタンを押してアルファベットで YuYu Support Fund と入力できるとこ
ろまで入力します。
●他行から−画面表示に従います。カナで「ユーユーサポートファンド」と表示
されるときもあります。
●手数料はATMを使えば３００円ぐらい。
ではよろしくお願いいたします。転載転送歓迎します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
向井ますみ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。