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2008年12月14日
イラク空自派遣の真実を白日の下にさらした東京(中日)新聞の大スクープ
12月14日の東京(中日)新聞の大スクープを、果たしてどれだけの国民が問題意識をもって読んだことだろう。
その大スクープは、航空自衛隊隊員の証言として、「多くの武装米兵を運んだ」、「空自機は米軍のいいように使われ、コマに過ぎなかった」、と指摘している事を、はっきりと書いている。
この大ニュースは他のメディアにはまったく報道されていない。
という事は、殆どの国民は知らないままだということだ。
折から、イラクからの空自輸送隊の帰国により、わが国のイラク戦争協力のための自衛隊派遣が、すべて終了する。
イラク情勢がまったく不透明にもかかわらず、ブッシュ政権の終わりとともに、終わる。
そしてオバマ新政権のアフガンにおける「テロとの戦い」への協力要請に対し、麻生自民党も小沢民主党も、その協力について競い合う事になるのだ。
愚かなことだ。情けない事だ。何よりも、間違いである。
サマワでの水供給というパフォーマンスの正体がばれ、おまけにサマワの治安が悪くなりつつあった時、待ってましたとばかり、代って始められたのが空自の後方支援であった。
日本の国を守るはずの自衛隊は、一体何を後方支援して来たのか。
度重なる国会質問にも、安全保障上の理由を盾に、政府、防衛省、外務省は、一切を隠してきた。
輸送実績に関する資料要求に対しては、見事に黒塗りで埋め尽くされた資料で答えた。
その嘘が、東京新聞のスクープで、一瞬にして暴かれる事になったのだ。
4月17日に名古屋高裁が下した、「空自のバクダッド空輸支援はどこから見ても違憲である」、という判決の正しさが証明されたのだ。
もうそろそろいいだろう。
政府、防衛省、外務省は、国民の前に頭を下げて、対米従属の前に憲法違反を繰り返しました、と詫びるべきだ。
嘘を隠して仕事を続けても、まともな仕事ができるはずはない。
自らを滅ぼす事になる。
■関連投稿
イラク空自が米軍要請で定期便(中日新聞)
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投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 12 月 14 日
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