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支持率急落 麻生離れ拡大【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008121090071111.html?ref=rank
2008年12月10日 07時11分
「郵政民営化を堅持し推進する集い」であいさつする小泉元首相(中央奥)=9日午後、東京・永田町の自民党本部で
麻生内閣の支持率急落を受け、自民党内で九日、麻生太郎首相の政権運営に異論を唱えるグループが相次いで会合を開くなど、「麻生離れ」の動きが拡大した。
次期衆院選での政権交代を目指す民主党も支持率急落を機に攻勢を強めており、首相はまさに「内憂外患」の状況だ。 (清水俊介)
九日午後、自民党本部で開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」の初会合。
小泉純一郎元首相は集まった同党議員約六十人を前に「三年前の(郵政)選挙はどういう選挙だったか、もう一度しっかり当時の状況を思い起こしていただきたい」と訴えた。
党本部では同時刻、民営化見直しに関する党内プロジェクトチームも開かれており、小泉氏は「何やら不可解な行動をしている」と強烈にけん制。
出席者からは、二〇〇六年の「骨太の方針」に基づく歳出抑制方針を見直す動きが党内にあることに対し、「小泉改革前に戻す間違った方向性が出ている」との異論も出た。
小泉氏は〇六年の首相退陣後、小池百合子元防衛相が出馬した先の党総裁選を除き、政治的な動きを控えてきたが、集いの呼び掛け人にも名前を連ねるなど、麻生政権下での構造改革後退の動きに危機感を感じ、表舞台に復活したようだ。
一方、塩崎恭久元官房長官、渡辺喜美元行革相、茂木敏充前行革相ら中堅・若手による「速やかな政策実現を求める有志議員の会」も同日、党本部で開かれたが、メンバーは〇八年度第二次補正予算案の今国会提出を要求した先月の二十四人から四十八人に倍増。
中川秀直元幹事長らも十一日、社会保障制度改革に関する議員連盟の準備会合を開くことにしている。
こうしたグループへの参加者は一様に「反麻生ではない」と、倒閣が目的ではないと強調する。
しかし、麻生首相の政権運営や政策への不満が共通項となっており、塩崎氏は会合後、内閣不信任決議案が提出された場合の対応をただした記者団に「筋からいえば乗れないが、状況による」と、含みを残した。
(東京新聞)
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