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麻生太郎内閣の支持率が軒並み20%台に急落したことで、自民党内の「反麻生」勢力が勢いを増している。公然と麻生降ろしや離党に言及する自民党の中堅・若手もいれば、新党結成で“ドロ船”からの脱出をほのめかす大物議員も。こうした離党予備軍には政権奪取を目指す民主党サイドも熱い視線を送っており、さながら超党派による麻生降ろしの様相を呈してきた。
【パーティーで“首相追い込む方法”】
末期的な内閣支持率が永田町に衝撃を与えた8日夜、倒閣色を明確にしている自民党の渡辺喜美元行革担当相が、都内のホテルでセミナーとパーティーを開いた。
渡辺氏は麻生首相を退陣に追い込む3つの方法に言及。いずれも手続き論だが、麻生降ろしへの強い意欲をにじませた。
また、「頭の体操」と前置きしたうえで、新党のパターンを披露した。このうち、渡辺氏は「財産分与もなく飛び出す」という「裸一貫型」について特に「覚悟だけでできる。インパクトがあるし大化けの可能性がある」と強調した。
自民党関係者は「渡辺氏はルビコン川を渡りつつある。ここまで言ってしまったらもう離党するしかないのでは」というが、問題は「新党」メンバーだ。
この日のセミナーのパネリストは、反麻生の筆頭格である中川秀直元幹事長のブレーンとして知られる元財務官僚の高橋洋一氏。冒頭には中川氏があいさつし「そう遠くないときに勝負どころを迎えるのではないか」と持ち上げた。
パーティーには、小池百合子元防衛相、石原伸晃幹事長代理、塩崎恭久元官房長官ら首相に批判的な自民党議員のほかにも、民主党からも枝野幸男、松本剛明両氏ら政調会長経験者が出席。超党派の倒閣決起集会の様相を呈した。
【「新党」では温度差も】
ただ、新党結成についての温度差は大きいようで、石原氏は「新党? そんなの聞いたことないよ」。離党にひた走る渡辺氏は「誰もついてこなければ、裸単騎になってしまう」と自嘲気味に語り、笑いを誘った。
とはいうものの、渡辺氏に触発される形で、自民分裂の動きは加速している。自民党の山崎拓前副総裁は、8日のテレビ番組で政界再編の可能性について「自民党も、民主党も、公明党も糾合するにあたり、頭目はどの党首でもない、もっと上に立つリーダーが必要だ」と述べ第3勢力が必要だとの認識を示した。
「山崎氏は、加藤紘一元幹事長と組んで、新党結成を目指している。要するに自分たちが第3極を作り、対立する自民、民主のパイプ役的な存在となり首相を獲るという構想だ」(自民党中堅)。
麻生首相のクビ元がうすら寒くなってきた。
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