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http://www.amakiblog.com/archives/2008/12/09/#001283
2008年12月09日
政治家を動かすのは政策でも政局でもない。ズバリ選挙だ。
渡辺喜美がやたらに勇ましい。解散・総選挙をさけび、倒閣を叫んでいる。
なぜか。彼には選挙の心配がまったくないからだ。
私は彼の地元である栃木3区の住民である。有権者の強みに免じて勝手な事を言わせてもらう。
地元での彼の評判はすこぶる悪い。それも自民党支持者の間でだ。
その最大の理由は、父親の渡辺美智雄と違って、地元を無視して自分の事ばかり考えているからだ。
まともな政策そっちのけでタレント気取りではしゃいでいるからだ。
それでも親父の地盤を引き継いで選挙に落ちる心配はない。
今度の選挙でも栃木3区だけは対抗馬がいない。無投票で勝てる勢いである。
なぜ小沢民主党は対抗馬を出さないのか。
12月9日の日刊ゲンダイに小沢民主党が仕掛ける1月解散、2月選挙という記事がある。その中で次のようなくだりがある。
「・・・(自民党大物議員の切り崩しについても着々と手を打ち始めている。ターゲットは加藤紘一と山崎拓だが)麻生離れを鮮明にしている渡辺喜美らが続く可能性が出てくるというのだ。「民主党首脳部は、いざとなったら自民党離党組のために選挙区を渡してもいい、との考えも持っている。発表済みの候補は比例区に回すのです・・・」(政界事情通)。
選挙優先の記事は12月9日の朝日新聞、「政態拝見」というコラムにも見られる。
星浩編集委員の書いている「解散か総辞職 迫られる決断」という記事の中に次のようなくだりがある。
「・・・公明党の中堅議員が『仮定の話だが・・・』と言って教えてくれた。総選挙で公明党は現職8人を選挙区で擁立、自民党が応援することになっている。仮にその8ヶ所で民主党が一斉に候補者を見送り、候補予定者を比例区に回したらどうなるか。公明党候補は当選有力になり、公明党と民主党との対決機運は薄れる。公明党が自民党候補を推す選挙区では公明党の動きは鈍る。自民党にとっては大打撃で、野党転落が現実味を帯びる・・・民主・公明両党が手を結べば自民党政権の崩壊に直結する・・・」
なんだかんだといっても政治家は選挙に勝つことがすべてだ。
そのためには選挙協力の駆け引きがすべてに優先する。
政局も、ましてや政策も、選挙を中心に動いていく。。
まじめに政治を考えていると馬鹿らしくなる。
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