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http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2008120502000110.html
『裁判員制度』理解の一助に 各局で関連番組
2008年12月5日 朝刊
裁判員に選ばれたらどうしよう−。先月二十八日に候補者通知が発送され、来年五月スタートの裁判員制度が現実味を帯びてきた。ニュース報道は連日盛んだが、テレビ・ラジオでは、模擬裁判のドキュメンタリーや、レギュラーの解説番組など、さまざまな手法で制度の紹介や、問題点の指摘を始めている。こうした番組は、市民の不安をぬぐう一助になるか? (石原真樹)
NHKは、六日午後七時半から「裁判員制度がはじまる 今夜とことん考えます」を放送する。看板番組の「NHKスペシャル」と「日本の、これから」を連動させた三時間の企画。「Nスペ」では模擬裁判で裁判員役を務めた市民を追うドキュメンタリーを放送、それを踏まえ「日本の〜」で、土本武司・白〓大法科大学院長ら有識者と市民が、制度をめぐって議論を展開する。
ドキュメンタリーは、裁判員の抱く葛藤(かっとう)を等身大に感じてもらおうとの狙いがあり、舞台となる模擬裁判はNHKが独自に開いた。裁判官や弁護士の役は元裁判官や元弁護士の専門家に依頼し、被告、証人らは俳優が演技。法科大学院の法廷を使って、実際と同じく三日間審議した。
肝心の裁判員は、裁判所が全国で開いた模擬裁判の協力企業から無作為に選んだ一般の男女六人。盗みに入った町工場で夫婦を殺したとして強盗殺人の罪に問われた男に、無期懲役か死刑の判決を下す。
被告に殺意があったかが量刑を決める大きな焦点。検察側は「強い殺意があった」と言い、弁護側は「もみ合いの中で刺さった」と否定する。裁判員たちは、殺害の様子をシミュレーションしたり、「殺意がなければ逃げるはず」「殺すはずならもっと早く刺す」など議論を重ねる。
「命だけは…」と泣きながら懇願する被告の母に思わずもらい泣きする一方で、「命を奪った罪の重さを分かって」と死刑を望む遺族の悲痛な思いを目の当たりに。裁判前に「(裁判員は)宝くじに当たったようなもの」と話していた裁判員が、判決から二週間たっても「被告の母はつらいだろうなと、つい考える」とつぶやく姿は、裁判後も抱えざるを得ない心理的負担の重さを実感させる。
死刑を問う裁判は、裁判所による模擬裁判では行われていない。番組では、そこにあえて踏み込んだ。矢野達史プロデューサーは「制度の仕組みの説明も必要だが、裁判員が抱える心理的負担や葛藤について、あまりに検証されていない。そこを問い掛けたかった」と話す。
「米国では陪審員のカウンセリングが制度としてあるが、日本はおざなりだ」と矢野さん。「裁判所に『このままでいいんですか』と問題提起したい」という。
◇
文化放送は十月から、十分間の解説番組「あなたも私も裁判員『裁判員制度の基礎知識』」(土曜午前6時5分)を放送している。同局はことし五月、特別番組で実際に死刑が執行される瞬間の音を放送、大きな反響を呼んだ。「あなたも〜」はその延長線上との位置付けで、関根英生・報道制作部長は「一過性というラジオの弱点を考え、レギュラー番組に、と考えた」と話す。
街頭インタビューや聴取者のはがきを基に、「裁判官と裁判員の判断が異なったらどうなるか」などを、鈴木純子アナウンサーが四宮啓・早大大学院教授に質問する形式。六日と十三日は、裁判所実施の模擬裁判を体験した鈴木アナが感じた疑問点を特集する。関根部長は「人々の『裁判員は、できれば断りたい』感覚をどれだけ薄れさせられるかが、制度を成功させる鍵。ラジオ局として、しっかり取り組みたい」と話す。
このほか、報道番組の中で特集が組まれたり、連続ドラマ「相棒」(テレビ朝日)や「ジャッジ2〜島の裁判官奮闘記」(NHK)で映像化されるなど、裁判員の“露出”は増えている。ただし、市民への浸透はいまひとつの様子。開始まであと半年。裁判員制度が広く認知されるため、身近な放送メディアからの情報発信が大きな役割を果たすことになりそうだ。
※〓は區に鳥
コメント―昨夜のNHKスペシャル「あなたは死刑を言い渡せますか 〜ドキュメント裁判員法廷〜」とその後に続く討論会をご覧になったでしょうか?「クマのプーさん」的には、NHKは裏切らなかったという思いで見ることができました。裁判員法を成立させた国会議員を抜きでの放送は、決して問題の本丸へ攻め込むものにはほど遠いのですが、古森経営委員長の息がかかっているNHKには、これが精一杯の内容かと受け止めています。
NHKスペシャルを見のがされた人は再放送があります。
◇2008年12月10日(水) 午前0時55分〜2時00分 (9日深夜) 総合
あなたは死刑を言い渡せますか 〜ドキュメント裁判員法廷〜
初回放送 2008年12月6日(土)
http://www.nhk.or.jp/special/rerun/index.html
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