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2008年12月05日
政治家の数が多すぎるのではないか
自民党の杉村太蔵衆議院議員が4日夜札幌市内で記者会見し、次期衆議院選に北海道1区から出馬する考えを表明したという。
こんなことがニュースになるのだからやはり現職の政治家はたいしたものだ。普通の人間とは違った特別の人間だということだ。
断っておくが私は杉村議員を個人的に批判するのではない。
まだこんな国会議員がいたのか、過去3年余り政治家としての活動実績がゼロの議員が、なぜ再び立候補しようとするのか。果たして彼に誰が何票の票を与えるのか。
そういう事を考えてみて、この国の選挙の限界、政治家の限界、そして有権者の限界について、考えざるを得ないのである。
テレビを前にして彼は言っていた。二世、三世の議員が当たり前のように公認されるのに、どうして自分の公認が得られないのか、と。
前半の部分は頷ける。しかし後半の部分は冗談だ。
しかし、この杉村議員を笑ってはいられない。
今度の総選挙は民主党が勝つと誰もが思い出した。だから民主党公認で立候補すれば勝てる。ちょうど三年前の小泉刺客選挙の逆バージョンで、同じような議員が乱造されるに違いない。今回の民主党候補者の顔ぶれを一人一人眺めてみてそう思わざるをえない。
なぜこんな事が起きるのか。
それは政権を取るために数がいるからだ。単純計算すれば過半数で240が必要だ。
果たして国会議員はそんなに必要なのか。
いまの国会議員で法案作成や政策論議にかかわっている議員はほんの一握りである。
大多数の国会議員は選挙に勝つためだけの議員である。法案採決の数あわせの議員である。
法案の中身もろくに知らずに採決に参加する。
今度の国籍法案採決でも、その信じられない事実が明らかになっている。
大多数の国会議員はそれで務まっているのだ。
国会議員というだけで億単位の歳費や活動費が血税から保障される。
だから杉村議員は公認されて立候補したいのだ。今度の選挙で民主党公認で出馬したいのだ。
その一方で、同じような若者が非正規職員として首を切られ、路頭に迷う現実が目の前にある。
どう考えてもおかしくはないか。
国民は目を開いていまの政治を直視すべきだ。
リストラの必要性は民間企業だけの話ではない。
官僚も政治家も多すぎる。
国民のための政治や行政ができない官僚や政治家を養っていく余裕は国民にはない。
政治家も官僚も多すぎるのだ。
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