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http://netallica.yahoo.co.jp/news/57507
有権者は完全に見限った。オバカ首相にこれ以上、政権を担当して欲しくない。とっとと退陣してくれ――。1日明らかになった日経とテレビ東京の内閣支持率調査結果は、まさに、有権者のホンネを反映している。
「支持」が48%から31%に急落し、「不支持」は43%から一気に62%にハネ上がった。解散・総選挙先送り、第2次補正予算提出先送り、バラマキ給付金については、いずれも「不支持」「評価しない」が5割を超している。麻生政権のやることなすこと、すべてが否定されているのだ。産経・FNN調査では「支持」は27.5%。ついに3割を切り危険水域に突入だ。
この調査結果を専門家はどう見るか。明大教授の井田正道氏(計量政治学)の見方はこうだ。
「支持率急降下は、定額給付金をめぐる迷走に続き、相次ぐ失言、漢字の読み間違い、党首討論の劣勢が影響したのは間違いない。もっとも大きかったのは、2次補正予算の先送りでしょう。解散を先送りしてまで、景気対策に取り組むと言っておきながら何なんだという、有権者の失望、怒りが反映した形です」
今回の調査では、もうひとつ注目すべき結果が出た。
「次の首相にふさわしいのは、という質問で小沢氏と麻生氏が17%で並んだことです。前回は小沢氏が20ポイントも引き離されていましたから、“麻生離れ”が顕著。産経・FNNの調査では逆転しました。ただでさえ正統性がないうえ、すべてが先送りで政治空白を招いている麻生首相の“賞味期限”が切れたということです」(法大教授の五十嵐仁氏=政治学)
●民意と結果に怯えて逃げていく自民党の亡国政治の現状
「麻生退陣」を求める民意は、30日に全国各地で行われた首長選挙の結果からもうかがえる。白井市(千葉)、知立市(愛知)、四日市市(三重)で、民主党推薦の候補者が当選したのだ。
「内閣不支持が支持の倍になったという点だけでも、国民は麻生政権にノー! の意思を明確に突きつけたことになります。そのうえ、自治体選挙で民主党が推す新人候補が勝っている。自民党政権はもういらない、今すぐに選挙を、という民意の反映です。でも、麻生首相は、この結果に恐れをなして、ますます解散を先送りしようとするでしょうね」(野党関係者)
これ以上、政治空白を続けるのは、日本にとって“自殺行為”でしかない。前出の五十嵐仁氏がこう言う。
「麻生首相が逃げるようなら、マスコミも黙っていてはダメです。調査結果を解説するだけじゃなく、民意を代弁するためにも一日も早い解散・総選挙キャンペーンを張るべきです。日本の国益を考えれば、今こそ自民党失政にストップをかけるときですからね。メディアの責任は重いですよ」
有権者が切望しているのは、逃げまくる麻生政権の退陣であり、保身と利権確保最優先の自民党亡国政治の終焉(しゅうえん)である。それを実現しなければ、未曽有の危機を乗り切るための「チェンジ」は訪れない。
(日刊ゲンダイ2008年12月2日掲載)
2008/12/5 10:00 更新
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