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12月5日7時7分配信 西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000005-nnp-l45
県議会一般質問が4日始まった。国政進出に色気を見せつつ来年1月に任期折り返しを迎える東国原英夫知事に対し、議員は「知事は昨年、『宮崎に骨をうずめる覚悟で知事選に立候補した初心を忘れない』と発言した。任期は全うすべきだ」と要望。だが、知事は「私が宮崎に骨をうずめることによって、宮崎も埋まってしまうと困る」とけむに巻き、宮崎の発展のためには自身が国政に必要、と解釈できる従来の見解を繰り返した。
「知事、就任してからまだ1年10カ月です」
開口一番、知事の政治姿勢をただしたのは、自民党県連幹事長でもある徳重忠夫県議。
「次期衆院選や、(2011年1月の知事任期満了前に実施予定の)10年の参院選に立候補せず、任期4年間は全うすることを県民に約束すべきだと考えるが、知事の明快な答弁を求める」。顔を紅潮させ一気にまくしたてた徳重氏に、議場内の自民県議からは「さすが、自民党(県連)幹事長だ」とエールも。
対する知事。「与えられた任期の一日一日を県民との約束を果たすため、誠心誠意務める」と、1年前の県議会答弁と同じ文言で切り返した。
徳重氏は追及の手を緩めない。知事が11月に延岡市内で「初当選、初入閣がない限り、国政に行かない」と発言したことに触れ、「国政で仕事をしたい、と思われても仕方がない」と批判し、再度任期全うを要望。これについても、知事は「宮崎、地方の活性化のためには弾力的な機動的な判断が要求されると思う」と持論を繰り返した。
知事は「マニフェスト実現に向けて全身全霊を傾ける」と締めくくるも、最後まで明快な“任期全う宣言”はなかった。自民県議からは「よう分からんぞ」と、失笑にも似たヤジが飛んでいた。
=2008/12/05付 西日本新聞朝刊=
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