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11月25日16時38分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081125-00000560-san-pol
麻生太郎首相は25日午後、平成20年度第2次補正予算案の今国会提出を見送り、来年1月の通常国会への提出を決めたことに関し、経済対策優先の姿勢を矛盾するのではないかと問われ、「それは全然矛盾しない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。ぶらさがり取材の詳報は以下の通り。
−−政府・与党の担当者との会議が行われたが、どういったことが話し合われ、どういったことが決まったか
「基本的には2次補正予算の話について、政府・与党との間で話し、最終的なまとめをしております。2次補正予算は、年明け早々に国会に提出したいと存じます。2次補正予算は、基本的な3つの項目を考えておりますのはご存じの通りで、1・生活対策の予算化、2・金融機能強化法が成立した場合の予算化、そして平成20年度税収大幅減への対応。これらのことを合わせて確定するのは多分12月の20日ぐらいになるといわれて、財務省としてはそういう具合に考えております。今申し上げた3つを合わせて2次補正予算案ということにいたしたいと思いますので、国会に提出するのは、基本的には今すぐいうわけにはなかなかまとまらないというのが状況でして。私どもとしてはまとめて年明け早々に提出をするのが適切だと考えております。一方、10月30日に取りまとめた生活対策につきましては、20年度の2次補正予算化に入れるものと、税制改正が必要なもの、そして21年度の予算に入れるもの、そして予算を伴わないものなどなどがあります。すると、税制改正をする必要のあるものと、21年度予算いうものも早急に決めなければならないということにならざるを得ません。従って、先ほど申し上げたような答えになるんですが、おかげさまで第1次の経済対策いうものは、補正予算も成立し、執行に入っておる段階であります。順調に執行がされていると聞いております。12月は、従いまして税制改正、21年度予算編成に全力を挙げたいと思っております。なお、甚だ異例なことであろうと思いますが、1月の通常国会は、早い時期に開会をし、2次補正予算案を早期に審議してもらおうと考えておりますという話を先ほどの政府・与党の会議で正式に決めさせていただいたというところであります」
−−年末年始の資金繰りという話をされてきているが、年明けに先送りをしても問題ないという認識か
「あの、年末のまず資金繰りというものは、貸し手、借り手と2つ分けて考えないといかんと思っております。まず、借り手の方は、経済産業省の所管の部分の例の3兆円と6兆円、合計9兆円。今順調に執行されておりますので、少なくとも借り手側に関して資金繰りが12月にとか1月早々に窮するということはないであろうと思っております。ただこれは貸し手側の話とすごく連結しますんで、きちんとした貸し出し、もしくは保証がついたら、その分だけ貸し手側の銀行がその分の金を引き上げた、いわゆる貸しはがしという話です。もしくは貸し渋りという話と密接に関係をしますので、金融機能強化法というのはこれに密接に関係してくるところでもありますので、この金融機能強化法との関係が極めて大きい。私どもはそう思っております」
−−首相はこれまで経済対策は緊急の課題だと言ってきた。結果として先送りになることについて、これまでの姿勢を矛盾するのではないかという批判も予想されるが
「それは全然矛盾しません。基本的には私どもは1次補正でやれている分というのはかなりの部分が進んでおりまして、少なくとも企業経営側に聞いていただければ、その点は十分に今、きちんと対応してもらっていると答えられるはずです。また今申し上げたように、借り手の中小零細の分というのは、経済産業省またいわゆる資金の枠もしくは保証枠、そういったもので少なくとも今の貸し出し、出ている純度合いを見てれば、これで足りるはずだと思いますが。問題は年度末。年末と違いますからね。年度末に関しては新たな決算対策が出てくることになりますんで、ここはまた別の対策がいるというのが考え方でありまして。今すぐ緊急対策を要するのは1次補正の分でかなりの分がまかなえていると思っております」
−−会期延長についてだが
「会期の延長については与党とよく相談をさせていただかなきゃ分かりませんので、われわれとしては金融機能強化法などはぜひとも上げていただきたい問題であります。またテロ特(新テロ対策特別措置法改正)というものもあります。私どもとしてはぜひぜひ早急に上げていただくのが大切なのであって、幅につきましては与党とよく相談した上で決めさせていただきます」
−−いつごろまでに判断か
「いつごろまでに判断をするか。会期末は11月の30日というのはご存じの上で聞いておられる、ということですか。じゃあそれは30日は日曜日。だったら28日が最終的な決定をする。ぎりぎりが28日だと存じます」
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