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11月22日16時29分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081122-00000106-san-soci
元厚生次官ら連続殺傷事件を受け、一部省庁はホームページ(HP)上の幹部名簿を削除したり、図書館に職員録の閲覧停止を要請したりした。元官僚や家族を狙った犯行を重く見ての“防衛策”だが、「基本的な情報まで隠すのは行き過ぎ」との批判も出ている。
狙われた元厚生次官の山口剛彦さん(66)と吉原健二さん(76)は、同時期に年金制度改革に携わっていた。今のところ犯人の動機は不明だが、警察当局は手口などから「連続テロ」の可能性も視野に捜査している。
事件から一夜明けた19日。厚生労働省はまず、HPに載せていた同省幹部約350人の役職と氏名を削除。さらに国立国会図書館(東京)に所蔵されている同省の職員録などについて「職員の住所氏名が出ている」として閲覧の停止を要請した。
同館は20日「厚生省人事名鑑」など5種類40冊を書庫から撤去した。「知る権利の上でもなるべく利用してもらいたいが、今回は実際に人の命にかかわる事件が起きており緊急措置を取った」と説明する。
ネット上に名指しで幹部を「殺害する」との書き込みがあった文部科学省も19日、HPの幹部名簿を消去した。
上智大の田島泰彦教授(メディア法)は「名前や地位などの基本的な情報を隠すのは行き過ぎで、警備要請などの形で対処すべきだ。上級公務員の説明責任を果たしていない」と指摘している。
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