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麻生太郎内閣の支持率が「退陣水域」とされる20%台前半に突入。民主党の小沢一郎代表は、来年1月5日召集の通常国会冒頭にも解散・総選挙が行われるとの見通しを示しているが、その行方はどうなのか。政治評論家の小林吉弥氏による政党別獲得議席予測では、麻生首相率いる自民党は130議席を失う歴史的惨敗を喫し、公明党と合わせても過半数(241議席)に届かず下野。小沢代表率いる民主党は単独過半数を突破し、悲願の政権交代を果たすという。
「自民党政治への根強い不信感に加え、麻生首相の迷走劇や漢字の読み間違いで露呈した資質問題が拍車をかけた。小選挙区では自民党の大物・著名議員が続々と落選する。細川内閣ができた1993年総選挙よりはるかに悲惨な結果となる」
小林氏はこう断言する。政党別の獲得議席予測は、過去2回の国政選挙のデータと報道各社の世論調査、個別の選挙区事情などをもとに、「現時点での投開票」との条件で小林氏が分析した。
まず、前回の郵政総選挙で大勝した自民党は現在304議席だが、小林氏は「小選挙区115、比例区59の174議席」とみる。全体で130議席減という壊滅的打撃を受ける。
「年金問題や後期高齢者医療問題などで、有権者は自民党に失望を感じていたが、2代連続の政権投げ出しであきれ果て、麻生首相がこの体たらく。経済対策や雇用対策も遅すぎ、麻生自民党が経済悪化を加速させている。首相は祖父(吉田茂元首相)をマネしてトップダウンを気取っているが、党内調整もなく進めて混乱させている」
「古賀誠選対委員長の『公明党との選挙協力見直し』発言もマイナス。公明党の選挙協力は半分以下になるのでは」
太田昭宏代表率いる公明党は現在31議席だが、小林氏は「小選挙区6、比例区20の26議席」と分析する。
「公明党はピンチになると結束する。支持団体・創価学会は自民党に不満を募らせているが、古賀発言で自分たちの選挙に集中できる」
与党陣営は、自民党と公明党、改革クラブ、与党系無所属を合わせても200議席で過半数に届かず、政権を手放すことになりそうだ。
一方、民主党は現在114議席だが、小林氏は「小選挙区165、比例区82の247議席」と予測。一気に133議席増で、単独過半数を6議席上回る圧勝だ。
「有権者の中に『民主党に一度やらせてみよう』という意識が定着してきた。11月末の党首討論も小沢氏勝利で、政党支持率でも自民党を上回っており、民主党単独で過半数確保する確率は80%、他の野党と合わせると99%だろう」
「不安材料は小沢氏が考え過ぎてブレること。正攻法でやれば勝てるのに、先日も『超大連立』などと発言していた。超大連立を進めると党内にさざ波が立つうえ、国民も民主党の姿勢に疑問を持つ。変な動きはするべきではない」
このほか、共産党は現在9議席だが「小選挙区0、比例区10の10議席」。社民党は現在7議席で現状維持。国民新党は現在5議席だが「7議席」。新党大地と新党日本は1議席と議席ゼロだが、「1議席」と「2議席」。野党系無所属で「6議席」と予測する。
一方、自民党の大物・著名議員の当落だが、小林氏はA「相当厳しい」とB「落選の可能性も」に分けた。
注目は麻生内閣の鳩山邦夫総務相と与謝野馨経済財政担当相、甘利明行革担当相の3人がBに入っていること。加えて、「反麻生」や「新党構想」の動きをしている山崎拓前副総裁がAに、塩崎恭久元官房長官がBとなっており、両者には理念や政策だけでない思惑もありそうだ。
09年の永田町はどうなるか? 小林氏はいう。
「まず注目は新党結成があるかだ。選挙前のキーマンは加藤紘一元幹事長で、選挙後は中川秀直元幹事長。加藤氏は選挙前に踏み切れば、将来の首相の芽も。『政局オンチ』として知られるが、度胸があるかどうかだ」
「次は、政界再編。民主党は政権交代を果たすだろうが、その後は厳しい。景気回復に数年かかり、景気や雇用の不満が直撃する。自民党もバラバラになり、政界再編につながりかねない」
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